パリで反イスラム感情への抗議集会
1月19日 4時45分
フランスで起きた一連のテロ事件のあと、反イスラム感情の高まりが懸念されて
いることを受けて、パリでイスラム系の移民らが集会を開き、イスラム教徒を
テロリストと混同しないよう訴えました。
この集会はパリ中心部で１８日、フランスに暮らす移民のグループなどの呼びかけで
開かれたもので、参加したおよそ３００人は「私たちはテロリストではない。フランス
から出て行かない」などと訴えました。
フランスで今月起きた一連のテロ事件の容疑者は、いずれもイスラム過激派組織との
関係が疑われていて、事件後、イスラム教の礼拝所などへの嫌がらせが５０件以上に
上るなど反イスラム感情の高まりが懸念されています。
集会に参加した人は、「テロリストとイスラム教徒を混同する風潮と闘うために、
怖いけれども声を上げなくてはならない」とか「反イスラム感情というより、差別を
受けていると感じます」などと話していました。（※以下ソース）
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150119/k10014779551000.html