名古屋の女子大生(19)「高校生のころ同級生に毒を盛ったことがある」

「高校時代同級生に毒」　容疑の大学生　殺人願望供述

　名古屋市昭和区のアパートで同市千種区春里町の無職森外茂子さん（７７）の遺体が見つ
かった事件で、愛知県警に殺人容疑で逮捕された名古屋大の女子学生（１９）が、調べに
対して「高校生のころ同級生に毒を盛ったことがある」と供述していることが捜査関係者への
取材で分かった。女子学生は二十七日に逮捕された際に「子どものころから人を殺してみた
かった」とも供述しており、県警は女子学生が早い時期から殺人願望を抱いていたとみて、
森さんを標的にするに至った詳しい経緯を調べる。
　県警は二十八日午前、女子学生を殺人容疑で名古屋地検に送検した。
　捜査関係者によると、女子学生は逮捕後の県警の調べに「高校生のころ、同級生に毒を
盛ったことがある」と供述。さらに、その同級生が体調を崩し、学校に来られなくなった
との趣旨の供述もしているという。
　県警は森さん殺害に関連してこの供述内容についても調べを進める方針だが、女子学生が
通っていた高校がある東北地方の警察関係者によると、この高校では過去三年ほどの間に
生徒が目に大けがを負うトラブルが発生。学校や生徒などから被害届は出ていないが、トラブル
が発生した経緯を捜査したという。（中略）
　森さんの遺体は頭頂部や側頭部が損傷しており、手おのの刃ではなく背の木製部分で殴ら
れたらしい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015012802000243.html