ＮＥＣソリューションイノベータ、“指で触れる”仮想空間システムを開発
掲載日 2015年02月26日
ＮＥＣソリューションイノベータ（東京都江東区、毛利隆重社長、０３・５５３４・２２２２）は、対象物の動きに合わせて投影する
可動型プロジェクターと３Ｄセンサーによるジェスチャー認識を組み合わせた「インタラクティブ・プロジェクション・システム
（ＩＰＳ）」を開発した。人間がＩＴの仮想空間の中に入り込むような感覚とは逆の考え方で、プロジェクションマッピングにより、
ＩＴの仮想空間を現実世界に作り出すもの。実証実験を重ね、現実的仮想空間体験サービスとして１年以内に発売する予定。
ＩＰＳではプロジェクターから投影した映像を指や手のひらを使って操作でき、多様なコンテンツと連携させることが可能。コン
テンツを運用サーバーに登録しておけば各ＩＰＳ環境へ配信できる。
例えば、飲食店が提供する映像コンテンツを店内のテーブルの上に投影し、テーブルに座った利用者が指や手のひらで操作
することが可能。ショールームでは複数の汎用プロジェクターを使用してプロジェクションマッピングを行い、部屋全体を仮想
空間体験環境にすることで、使い勝手やデザインの変更などを指や手のひらを使って操作できるようにする。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220150226bfam.html
飲食店で映像をテーブルの上に投影し、利用者が指や手のひらで操作することが可能
http://www.nikkan.co.jp/news/images/nkx20150226bfam.png