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朝日社説:安倍政権の激走―エンジン全開でクラクション鳴らす無作法 今こそメディアのブレーキ必要だ
- 1 : ツームストンパイルドライバー(宮城県)@\(^o^)/:2015/03/29(日) 14:54:32.48 ID:0v+YE8AT0●.net ?PLT(13121) ポイント特典
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安倍政権の激走―「いま」と「わたし」の大冒険
走る、曲がる、止まる。
これは自動車の基本性能だが、政治におきかえてみても、この三つのバランスは重要だ。
「この国会に求められていることは、単なる批判の応酬ではありません。行動です」
先の施政方針演説で、野党席の方を指しながらこう力を込めた安倍首相。確かに、政権の激走ぶりには目を
見張るものがあり、ついエンジンの馬力やハンドルの傾きにばかり気をとられてしまうが、最も注視すべきは、
ブレーキだろう。
■ここでないどこかへ
権力を縛る憲法。歴史の教訓。権力を持つものの自省と自制。メディアや野党による権力の批判的検証――。
敗戦から70年の間、これらは日本政治のブレーキとして機能してきた。
しかし安倍政権やそれを支える自民党の一部は、ブレーキがあるからこの国の走りが悪くなっていると思い
込んでいるようだ。「行動を起こせば批判にさらされる。過去も『日本が戦争に巻き込まれる』といった、ただ
不安をあおろうとする無責任な言説が繰り返されてきた。批判が荒唐無稽であったことは、この70年の歴史が
証明している」。防衛大学校の卒業式で、首相はこう訓示した。国会では自衛隊を「我が軍」と呼んだ。
「戦後レジームからの脱却」「日本を取り戻す」とは、ブレーキなんか邪魔だ、エンジン全開でぶっ飛ばすぜ
という冒険主義のことなのだろうか。
続く
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