２９５人の死者と９人の行方不明者を出した韓国の旅客船沈没事故から１年を迎えました。しかし、予定されていた
追悼行事が取りやめとなるなど、遺族らと政府の対立はさらに深まっています。沈没現場近くの港からの報告です。
「珍島（チンド）港は、激しい風が吹き荒れています。韓国社会は１６日、この天気のように、
一日大荒れ模様となりました。朴槿恵（パク・クネ）大統領は、
１６日正午頃、この場所を訪れ、これまで遺族らが強く求めてきた船の引き揚げに言及しました」（記者）
「私は船体引き揚げを真摯に準備しなければならないと思います。
必要な手続きを経て、可能な限り早い期間内に取りかかるようにします」（韓国・朴槿恵大統領）
午後から予定していた外遊前に港を訪れた大統領ですが、遺族らは大統領を避けるように
港から別の場所に移動、会って直接メッセージを伝えることはかないませんでした。
船の引き揚げは、もともと遺族らが強く望み、政府批判の大きな理由にしていたものです。
しかし、遺族の反発は収まりませんでした。
修学旅行中の多くの生徒が犠牲になった高校がある地元、安山市では午後から追悼式が計画されていましたが、
遺族はこれに参加しないことを表明。直前に追悼式が取りやめになるという異常事態になりました。
遺族会は、参加を見合わせた理由について、大統領の発言では、「船の引き揚げの時期などが
明確にされておらず、あいまい」、「特別調査委員会をめぐる真相究明の進め方が不十分」などと説明しています。
「もう帰れ」（遺族）
午前中には、首相が安山市の共同焼香所を弔問に訪れましたが、会場前にいた遺族らに追い返されています。
「多くの高校生をはじめとする亡くなった人たちに、韓国社会はこれからどう向き合っていくのか、
収束の出口はますます見えなくなってしまった、そんな印象を受けます」（記者）
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2470569.html
http://imgur.com/hnTwqWy.png
７月に在日がらみと１０月にマイナンバー関係があるからなw