蓮舫「年金問題は保険料で対応しないといけなくなる。首相と官房長官の歳費を返上すべき」

官房長官年金問題で歳費返上も検討へ
6月11日 15時54分
菅官房長官は参議院内閣委員会で、年金情報の流出問題に関連して、
「安倍総理大臣や菅官房長官は歳費を返上すべきではないか」と指摘されたのに対し、
「政府として責任を感じている」と述べ、検討したいという考えを示しました。

この中で、民主党の蓮舫代表代行は年金情報の流出問題に関連して、「この問題は、
いずれ税金や年金の保険料で対応せざるをえなくなると思う。その前に安倍総理大臣や
菅官房長官は歳費を返上すべきではないか」と質しました。

これに対し菅官房長官は「当然、政府として責任を感じており、そうしたことも含めて
検討はしたい」と述べました。

また、菅官房長官は、蓮舫氏が質疑の中で「漏れた年金」と発言したことについて、
「年金は漏れておらず、漏れたのは情報だ」と指摘しました。

一方、菅官房長官は、先週開かれた衆議院憲法審査会で、自民党が推薦した参考人を
含め出席した３人の学識経験者全員が安全保障関連法案を巡って「憲法違反にあたる」
という認識を示したことに関連して、「憲法学界の中で多数とか少数とかは重要ではなく、
大事なのは合憲か違憲かの判断だ。憲法の番人は最高裁であり、その判断が極めて大事だ」
と述べました。さらに菅官房長官は「自民党としては参考人の人選ミスだったのではないか」
と質問されたのに対し、「自民党の立場とすれば、そうじゃないかと思う」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150611/k10010110931000.html