財産の差し押さえを逃れようとしたとして逮捕されたすしチェーン大手「小僧寿し」の元社長が、在任中、子会社の口座から現金１７００万円を引き出し着服していた
疑いで警視庁に再逮捕されました。調べに対し、元社長は容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのは、東京・築地に本社を置くすしチェーン大手「小僧寿し」の元社長、大西好祐容疑者（５２）で、新たに子会社の取締役、清信孝彦容疑者（６１）ら２人が逮捕されました。
警視庁によりますと、３人は、大西元社長が在任中の去年５月、子会社の口座から現金１７００万円を引き出して着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。
警視庁によりますと、子会社の口座には運転資金の名目で「小僧寿し」から５０００万円が振り込まれ、このうち１７００万円がすぐに引き出され借金の返済などに充てられたということです。
警視庁によりますと、調べに対し３人は容疑を否認しているということです。
大西元社長は、みずからの借金で役員報酬などが差し押さえられるのを逃れようと、自分の口座にあった４０００万円を引き出して財産を隠したとして、強制執行妨害の疑いで逮捕されていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150729/k10010170871000.html