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SEALDs「僕らのデモはキャッチ―でクールでカッコよくて若者の心つかむ」

1 : ナガタロックII(神奈川県)@\(^o^)/:2015/12/13(日) 11:43:29.15 ID:Iufa92Gz0●.net ?2BP(4000)

脱原発デモ見て考えた クールなデモの作り方

 今でこそ、デモなどの抗議活動は再び市民権を得つつある。その点だけにフォーカスしても、この夏の国会前
デモには大きな意義があったと思う。だが当時、僕たちには、どこか得体(えたい)の知れない活動に見えていた。

 誰が参加しているのだろう。何がおこなわれているのだろう。その場の空気は? 行ってみたい気もするが、
デモの中に入るハードルは決して低くはなかった。デモなどの「政治的な運動」は過激な意思表示と見られるのか、
友だちの共感はなかなか得られなかったのだ。

 僕たちは考えた。デモをイベントと見てはどうか。奥田愛基ら数人の友人とフェイスブックに「脱原発デモを
見に行ってみよう」というイベントページを立ち上げた。ポップなフライヤーも作って一緒にアップした。
「行ってみようかな」という人たちがぽつぽつ集まり、ある金曜日、僕たちは官邸前に向かった。

 そこで僕は生まれて初めて、人の「力」を感じた。怒り、主張、切実な思い……。この国の主権者は自分
たちだという意思は、今まで目にした何よりも力強く僕の目に映った。

 しかし同時に、掲げられたプラカードのデザインや色使い、集まった人が発するコールはどこか前時代的で、
僕たちの目にクールには映らなかった。

 これじゃ若者は来ない。従来のプラカードやビラでは、現代の若者の心は動かない。だいたい、自分たちが
行きたいと思えないデモに、友だちは絶対来てくれない。脱原発デモを見て僕らが学んだのは、それだった。

 僕らはデモをカッコよく見せる方法の研究に勤(いそ)しんだ。同世代の共感を誘い、参加してもらうには、
ビラではなくオシャレなフライヤーだろう。グッとくる音楽も必要だし、クールな動画もほしい。なにより言葉。
若者の心をつかむにはどんな文句がいいか。「よりキャッチーに、よりカッコよく」を常に意識した。

 僕たちのデモの特徴のひとつである「ラップ調のコール」は、そうした模索の末に生まれた。「自分たちの
好きな音楽に揺れながらプロテストできたら、カッコいいし楽しいだろう」という発想からだ。真面目な抗議
行動に「楽しい」という感情を持ち込むのはどうかという指摘もあるかもしれない。ただ、人間はつらいこと
にはなかなか足が向かないものだ。若者に政治参加を促すのなら、重苦しく抗議をするよりも、明るく
ポジティブにクールな主張をしたほうがいいに決まっている。

http://webronza.asahi.com/journalism/articles/2015120200010.html

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