ISに殺された後藤氏の義父逮捕

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息子は殺害され、夫は逮捕。泣くに泣けないだろう。
警視庁は４日、出入国管理法違反幇助容疑で有限会社「フォーユーインク」役員、石堂行夫容疑者（７９）を逮捕した。
石堂容疑者は昨年１月、イスラム国に殺害されたジャーナリスト、後藤健二さん（当時４７）の母親・順子さんの再婚相手で、義父にあたる。
逮捕の理由は昨年４月と９月、３０代のネパール人男女２人の在留許可申請書などを、不正に更新させた疑い。
「行夫容疑者は２０１１年ごろ、ネパール人の知人に頼まれ、経営する会社の通訳として２人を登録。
就労ビザを取得させた。が、実際には会社ではなく、レストランや居酒屋で働かせていました。
見返りとして２人から計２８０万円の謝礼を受け取っていたのです。
入国管理局が気付き、警視庁は悪質性が高いと判断して逮捕しました」（捜査事情通）
行夫容疑者は昨年のイスラム国の事件以来、後藤さんの実母で妻の順子さん（７９）に代わり、マスコミ対応をしてきた。
本紙が昨年９月に順子さんに取材を申し込んだ際も、行夫容疑者は「妻は息子を亡くした悲しみがまだ癒えていない」と答えていた。
現在は、ＪＲ武蔵小金井駅に近い一戸建てを会社兼自宅にし、夫婦２人で住んでいたという。
自宅に行くと「中国気功」や「ヨガ」の看板が掲げられていた。
「夫婦は近所付き合いをしないため何の会社をしているか知りませんが、お客が入っているのを見たことがない。
順子さんはイスラム国の事件以後、ほとんど見かけませんでしたが、先週は元気そうに歩いているのを見ました」（近隣住民）
自宅のチャイムを押すと、順子さんとおぼしき女性が、インターホン越しに「体が悪いもので……」とポツリ。すぐに切られてしまった。心中察するに余りある。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/11150970/