むらおバーガーキング社長　「市場を開拓する余地は十分にある」

バーガーキング：店舗倍増で国内シェア獲得、マクドナルド苦戦を機に

　国内ハンバーガー・チェーン最大手の日本マクドナルドが中国の鶏肉問題や商品への異物混入などで苦戦するなか、
現在98店舗を展開するバーガーキング・ジャパンは、2017年末までに店舗数を約200店に倍増させ、市場シェアを伸ばす計画だ。

村尾泰幸社長（57）は「国内で3000以上の店舗を持つマクドナルドと正面から戦っても勝ち目はない」とブルームバーグの
インタビューで述べた。
ただ、「マクドナルドが厳しい環境に置かれる今、われわれには市場を開拓する余地は十分にある」という。
都内の直営店を通じてブランド強化を図りながら、フランチャイズ店を北陸や九州などの地方都市で増やす計画だという。
村尾氏は日本マクドナルドの出身。

日本マクドナルドは、前期（15年12月期）の全店売上高が前の期比15.6％下落。全店客数は同12.3％減少したと２月に公表。
約５割の株式を保有する米国マクドナルドは１月、日本マクドナルドにとってふさわしい戦略投資家を探すことができるかを
検討していると発表した。
これに対し、バーガーキングは今期（16年12月期）の全店舗売上高が前年比15％程度の成長を見込む。
前期は約20％増だった。

韓国ロッテリア傘下のバーガーキング・ジャパンは、30代と40代の男性と20代女性を主要顧客ターゲットに置いている。
直火でグリルしたビーフパティとレタス、トマト、オニオンなどをサンドした「ワッパー」が基軸商品。
村尾氏は、海外では日本食などの比較的軽いメニューの人気が高まる一方で、国内ではターゲット層以外の高年齢
グループに属する消費者にも肉の摂取量は増加傾向にあると話す。

続き
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O3G9YQ6JTSEI01.html

むらおバーガーキング社長 「市場を開拓する余地は十分にある」

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