バレーボール女子のＶリーグ１部・プレミアリーグは優勝決定戦が行われ、久光製薬が
日立に勝って２シーズンぶり５回目の優勝を果たしました。
優勝決定戦は１２日、東京体育館で行われ、久光製薬と初優勝を目指す日立の顔合わせ
となりました。
久光製薬は、第１セット、日立が持ち味にしている速いトスからの多彩な攻撃に苦しみ、
２１対２５で落としましたが、第２セットは新鍋理沙選手が要所で得点を挙げ、２５対２３で
奪い返しました。勢いに乗った久光製薬は第３セットを２５対１９でとり、第４セットは攻撃力を
発揮して次々とスパイクを決め、２５対１７で圧倒し、セットカウント３対１で逆転勝ちしました。
久光製薬は２シーズンぶり５回目の優勝で、去年１２月に行われた全日本選手権に続く
タイトル獲得です。
中田久美監督は「日立には今シーズンずっと勝てず厳しい戦いになると思っていた。勝つ
ということは大変だが、こういう瞬間があるからやれるんだと思う」と、涙を浮かべて話して
いました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160312/k10010441221000.html