漫画「美味しんぼ」が大団円で遂に完結へ

最終話

山岡が原発推進派に福島県産食材を使った料理を食わせようとするが、
推進派はただ安全だと言い張るだけで、どうしても食べようとしない
海原が孫を抱きながら、薄ら笑いを浮かべる推進派に語り掛ける
「私には2人の孫がいる、
　この2人の孫を守るために私は安全な食品を欧州から空輸して取り寄せている
　自分の国の食材を胸を張って食べさせることが出来なくなったのは残念に尽きる　
　だがこの子達はまだ良い方だ
　日本には何も知らず放射能汚染された食品を食べさせられ、被曝している子供がたくさんいるのだ
　しかし、犠牲者はそういう子供たちだけではない
　他人の子や孫が被曝しても我関せずという顔をする人間を親に持つ事、それこそが真の悲劇なのだ」

薄ら笑いが消え、うなだれる推進派

山岡夫人
「そんな親をもってしまった子供は本当に可哀想だわ…」

山岡
「金のために国土を放射能汚染させても平気でいられる人間の子供が、まともな人間に育つはずが無いからね」

海原
「あなたたち原発推進派は他人や国土を放射能汚染することで、大金を儲けてきたつもりだろう。
　だが一方で、真に大切なものを失っていたことには気づいていなかったのだ。
　今一度人間の道を学び、出直して来るがいい。