舛添元都知事がコネを使って政治評論家でテレビ復帰を画策してるらしい

舛添前都知事が政治評論家で「テレビ復帰」を画策中？

都知事選がスタートしたが、そもそもの原因はこの人物にある。政治資金の
私的流用疑惑で、東京都知事の座を追われた舛添要一氏（67）だ。ところが臆面もなく、
テレビ界に復帰するため旧知の関係者に営業をかけているという。

「『ビートたけしのＴ５タックル』（テレビ朝日）で舛添氏と共演したたけしは
『ヘタすっと、舛添って５年くらいしたら平気な顔でテレビに出てきそう』と言ってましたが、
早くもテレビ復帰をアプローチしているとの話が流れているのです」（お笑い関係者）

　疑惑追及に“白旗”を掲げた舛添氏は、６月15日に都議会議長に辞職願を提出して
辞職。以来、政治資金疑惑にはダンマリを決め込んでいる。

「辞職後は公の場に出ていません。本人は周囲に『自分はハメられた』と言っているようですから
疑惑について答えるつもりはないでしょう。それどころか、政治評論家として
再出発したいとの意欲があるそうです」（制作会社スタッフ）

　舛添氏は政治家になる前に政治評論家として、「Ｔ５タックル」など民放の
報道番組で歯に衣着せぬ“論客”として出演していた実績がある。

「当時の番組スタッフは局の幹部になっている人もいる。そのパイプを通じて、
売り込んでいるようですね」（バラエティー番組関係者）

　舛添氏は周辺に「都知事在任中に不透明な金銭問題で辞職に追い込まれた
猪瀬直樹さんがコメンテーターとしてテレビ出演しているのだから、
私も問題はない」という“理屈”で、出演を打診しているといわれているのだ。

「知事辞職後、テレビが一番稼げると考えたのでしょう。セコイ話ですよね」
と言うのは、民放の情報番組関係者だ。

「とはいえ、民放は視聴率至上主義。数字が獲(と)れるなら局側は
検討するかもしれない」

　世界のメディアから“セコイ知事”と評された舛添氏。本当にテレビに復帰する日は
来るのか！？

（本多圭）

（サンデー毎日２０１６年７月３１日号から）
http://mainichi.jp/sunday/articles/20160718/org/00m/040/003000d