登山やハイキング、団塊の世代に人気だと判明　若者には人気なし

登山、団塊世代に人気＝「山の日」で調査結果公表－総務省

　今年から８月１１日が祝日の「山の日」になったのを踏まえ、総務省は１０日、登山に関する調査結果を公表した。２０１１年
１０月までの１年間に登山やハイキングをした人の割合が高かったのは「団塊の世代」を含む６０代で、若年層ほど割合が
下がることが分かった。
　調査結果は、「山の日」に合わせ、１１年１０月に実施した５年に１度の社会生活基本調査を基に取りまとめた。それによると、
登山やハイキングに行った割合が最も高かったのは、男性が６５～６９歳（１３．２％）、女性が６０～６４歳（１２．０％）。
１９９６年に行った調査でも、当時４５～５４歳だったこの世代の割合が最高だった。日本山岳協会は、９０年代に中高年の
日本百名山ブームが起こったことなどが要因と分析している。
　一方、登山やハイキングをした１５～１９歳の割合は、男性が６．２％、女性が５．０％にとどまった。協会は、こうした傾向を
踏まえ、シニア世代の登山愛好家らに対し「（山に親しむ）『山の日』をきっかけに、お孫さんと一緒に出掛けてもらえれば」
と呼び掛けている。（2016/08/10-17:14）
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000752&g=soc

登山やハイキング、団塊の世代に人気だと判明 若者には人気なし

登山やハイキング、団塊の世代に人気だと判明　若者には人気なし