神奈川・横浜市神奈川区の病院で、点滴に異物が混入され、88歳の男性が中毒死した事件で、
同じ病院で、18日以降に亡くなった3人のうち、少なくとも1人の死因も、中毒死だった
可能性があることがわかった。
9月20日午前4時ごろ、神奈川区の大口病院で入院中に死亡した八巻信雄さん(88)は、
司法解剖の結果、点滴に異物が混入され、中毒死した疑いがあることがわかっている。
これまでの調べて、点滴は、ナースステーションに置いてあったもので、誰でも触れる
状態だったが、袋には、目立った穴や破られたような痕は、なかったことがわかっている。
外来担当の医師は「(点滴の)指示は医師が出して、看護師が調整して(投与する)。
(事件が起きたことについて?)ちょっと信じられない」と話した。
一方、この病院では、9月18日以降、80歳から90歳の男女3人が死亡していて、
病死と診断されているが、少なくとも1人の死因が、八巻さんと同じ中毒死だった可能性が
あることがわかった。
また、病院で看護師の制服が切られたり、8月、職員の飲み物に漂白剤のようなものが
混入されるトラブルがあったこともわかり、警察は、事件との関連を調べている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00337155.html