砂川死傷事故「共謀による危険運転」と認定
日本テレビ系（NNN） 11/10(木) 18:05配信
去年６月、北海道砂川市で飲酒運転の車に一家５人が巻き込まれた事故の裁判員裁判で、
札幌地裁は被告の男２人にそれぞれ懲役２３年の判決を言い渡した。裁判所は全国的にも
異例の「共謀による危険運転」と認定した。
判決を受けたのは谷越隆司被告（２８）と古味竜一被告（２８）の２人。判決によると２人は去
年６月、砂川市の国道で赤信号をことさら無視し、互いの速度を競い合い衝突事故とひき逃
げ事件を起こし、軽ワゴン車に乗っていた永桶弘一さん一家５人を死傷させた。
１０日の裁判で札幌地裁は「互いの車を競うように走行していたことや赤信号をことさら無視
した行為は危険きわまりない」と厳しく非難し、全国的にも異例の共謀による危険運転が成
立するなどとして谷越隆司被告と古味竜一被告にそれぞれ懲役２３年の判決を言い渡した。
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