デービッド・ロックフェラー氏死去、１０１歳

>>298
日本の書画骨董アンティーク全部かき集めても、大英、故宮、エルミタージュ、ルーブル一館のアンティークにも及ばないのが現実。
1980年代に日本は結構立派な博物館増やしたけど、2000年以降博物館経営が苦しくなって、　
所蔵品の多くが密かにクリスティーズやらサザビーズあるいは中国のオークションなどで売られていて、今、日本の各地博物館で飾っている所蔵品の多くが複製品（レプリカ）だということは関係者の間では有名な話（笑）
1960年代以降に日本は土地の価格を吊り上げて、それで様々な経済活動を担保する土地本位制でうまくやってきたし、
1980年代末には日本国の土地価格の総額はUSAの土地価格の２倍にまで上がったけど、その後の顛末は周知の通り。
若き不動産実業家のトランプ氏が来日して、日本の不動産への興味をインタビューされた時に、
日本の地価はあまりにも割高過ぎるから興味が無いと答えたのは有名。

ドイツは第一世界大戦前にはかなりの富を蓄積したけど、第一世界大戦後の破滅的なハイパーインフレの時に、
英米の富裕層や商人がアンティーク財宝の類を為替レートトリックで二束三文で持ち去ったのが大きい。
ナチスの欧州での占領地ユダヤ人所有の財産、特に絵画骨董の類を奪い去ったのはその時の復讐ということ。
日本は日清戦争日露戦争日中戦争で中国のアンティーク財宝をかなり奪い取ったけど、1990年代以降、そのほとんどは中国に里帰りした。日本に残っている中国古代の文物はもうあまり多くはない。
皇居と天皇陵の文物としての価値はそれなりにあるけど、欧米人中国人はそれらに大きなシンパシーは持ってはいない。だから国際競争力は無いも同然。