0対91で敗れた英心高校野球部の監督が素晴らしい人だと話題に

http://eishinhs.blog.fc2.com/blog-entry-62.html
「初心者ばかりでチームを作って勝てるわけないじゃん。」
「(大量失点で)相手チームは、試合を終わらせる(わざとアウトになる)のが大変そうだったよ。」
「試合に出てくるのはいいけど、硬球だし、危険なんじゃない？」
「本当に練習してるの？」
「小学生のほうが野球が上手い。」
「高野連の登録やめて、クラブにしたら？」

そんなふうに言われて、いっぱい馬鹿にされて、みんな悔しかったでしょう。
私もすごく悔しかった。でも言い返す言葉がなかった。
そんな英心野球部が、あと一歩で勝つところまできた。勝ったら、きっと、日本の教育は変わる。
グラウンドがない。元不登校だ。スポーツ経験がない。発達障害だ。だから何？って、彼らを見ていたら思う。

英心の今シーズンは、おそらくこれで終わり。
11月中に英心と練習試合をしてくれるチームは、もういないでしょう。12月から、3月まで、長い、冬が来ます。
その冬をこえて、私たちは、練習に練習を重ねながら、遠い、春の訪れを待ちます。
今日、目の前に見えながら、ついぞつかむことのなかった、勝利の、そのイメージを鮮明に見据えて…。