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沖縄県民が県紙に辟易した現状 「八重山日報」沖縄本島進出、行く先々で激励の嵐
八重山日報が4月から沖縄本島に進出し、朝刊の配達を始めた。本島では「沖縄タイムス」と
「琉球新報」が100%近いと言われるシェアを誇っているが、「第3の地元紙」が登場するのは
半世紀ぶりである。
読者からは「主要メディアの偏向報道を打破してほしい」という声が数多く寄せられているが、
私は「誰かに対抗するためではなく、私たちの目指す『公正中立の報道』を実現するために進出した」
と答えている。
那覇市に支局を開設したのは2月だったが、直後から毎日のように本島の読者から購読申し込みの
電話がかかってきた。4月に朝刊の配達が始まってからは配達員が不足し、スタッフが購読申し込み
に対応できないほどになり「1カ月待ち」をお願いしなくてはならなかった。うれしい悲鳴だ。
米軍基地が集中する現状を「構造的差別」と訴え、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古
移設を「新基地建設」と呼んで徹底批判し、保守も革新も移設反対で結集するという「オール沖縄」勢力
誕生の原動力となった。
県外から見ると「沖縄は反基地一色だ」となる。同じ沖縄県の石垣島に住む私でさえ、「本島で
辺野古移設に肯定的な新聞をつくると、石を投げられるのでは」と予想していた。
ところが、いざ本島で取材を開始すると、待っていたのは驚きの日々だった。行く先々で「頑張って!」
と激励の嵐だ。中には、私の肩を抱かんばかりに本島進出を喜んでくれる人もいて、戸惑ってしまう
ほどだった。
八重山日報に対する期待というより、多くの県民が県紙に辟易している現状を肌で実感した。
県民はまさに、既存の2紙でない地元紙を読みたくて一日千秋の思いだったのだ。「『民意』は
一色ではない」と改めて思い知った。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20170417/dms1704171700003-n1.htm
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