【孤立】トランプ氏、米欧雪解けならずに外遊終え帰国　味方は主体性の無い軽薄な日本のアベ総理だけへ

名無しさん＠涙目です。

◇前半の中東訪問　反イスラムの懸念は払拭

　【タオルミーナ高本耕太】トランプ米大統領が２７日、就任後初の９日間にわたる中東・欧州５カ国歴訪を終え、帰国した。
米国内でロシア政府による大統領選介入疑惑が深刻度を増すなか外交での威信回復を狙ったが、前半の中東訪問では台本通りイスラム教を敵視した
イメージを払拭（ふっしょく）したものの、後半の欧州歴訪では米国第一主義的な主張に加え、独善的な一挙手一投足が注目され、狙った成果を上げたとは言い難い。

　「各国首脳との絆を深める歴史的な旅だった」。トランプ氏は最終訪問地のイタリア南部シチリア島で２７日、駐留米軍基地での演説で満足そうに語った。
だが、米メディアによるとトランプ氏は出発前、過密日程に不満を漏らし「半分の５日間に短縮できないか」と部下に尋ねていたという。

　最初に訪問したサウジアラビアでは、空港到着時から王家をあげた歓待を受けた。イスラム圏５０カ国超の指導者を前にした演説では、昨年の大統領選で差別的と
批判された「イスラム教過激テロ」との言葉を「イスラム主義過激テロ」と言い換え、宗教全体を敵視するわけではないとのメッセージを込めた。

　イスラエルでは、１９４８年以来続くパレスチナとの和平問題解決に意欲を見せつつも、双方が領有権を主張するエルサレムの帰属問題など敏感な問題には触れず、
ホワイトハウスが準備した台本に沿った発言で、論争を回避した。

　しかし歴訪後半、欧州に入ると様子が変わる。欧州連合（ＥＵ）首脳との会談で対米貿易黒字を抱えるドイツを「ろくでもない」などと批判したことが報じられ、
欧州との融和ムードに水を差された。北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）首脳会議では、写真撮影時に小国モンテネグロの首相を押しのけて前に出る姿や、
マクロン仏大統領との荒々しい握手のシーンが繰り返しテレビで放映され「傲慢」とのイメージが定着する。

　ロシア疑惑の追及を嫌いメディアとの接触を極端に制限したため、かえって会議場などでの「振る舞い」が細かく注視される皮肉な結果も招いた。サウジ、
イスラエルで受けた歓待と対照的に欧州では市民の歓迎ムードは皆無。トランプ氏から笑顔が消えていった。

　２５日のＥＵ首脳との会談では、トゥスク欧州理事会常任議長（大統領）がトランプ氏に「ＥＵに２人のリーダーがいるのを知っていますか」

と基本的知識を試すような質問をする場面も。トランプ氏は「知っている」と答えたが、むっとした表情になった。同席したユンケル欧州委員長が
「１人多すぎる」と自虐ジョークを飛ばすと、一瞬笑みを見せたが、すぐに顔をこわ張らせた。

　トランプ氏は昨年の大統領選中、英国のＥＵ離脱を支持。ＥＵが本部を置くブリュッセルを「地獄のようにひどいところ」と呼ぶなど、
自由貿易体制を掲げるＥＵを敵視してきた。今回の訪問で期待された欧州との「雪解け」はならず、ぎこちなさが残った。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170528-00000040-mai-int

【孤立】トランプ氏、米欧雪解けならずに外遊終え帰国 味方は主体性の無い軽薄な日本のアベ総理だけへ

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