「5年間平日昼間にデモやってますが、県庁前ではやめてくれませんか」「断る」

名無しさん＠涙目です。

デモ控える依頼質問状に県回答

福井県庁前で行われている原子力発電所などに反対する市民団体のデモについて、県が活動を控えるように
依頼したことをめぐって、市民団体が８日、県庁を訪れ、「憲法で定められた表現の自由に違反するおそれが
ある」と指摘したのに対し、県側は、「お願いであって強制ではなく、問題はない」と答えました。
県庁前では、原発などに反対する市民団体が県公安委員会の許可を得た上で、約４年９か月にわたって
平日の昼や金曜日の夕方にデモを続けています。

こうした中、県がことし３月、「快適な通行環境を確保するため」などとして県庁前での活動を控えるよう文書で
依頼したため、市民団体が活動の自由が制限されるおそれがあるとして、公開質問状を提出していました。
８日、市民団体の代表ら７人が県庁を訪れ、「活動を控える依頼は県の担当部署の業務に含まれているのか」などと
する質問状の内容に対して、県の担当者は「景観を保護するという県の業務に含まれる」と回答しました。
このあと、市民団体の代表が「文書でデモを控えるように求めることは憲法で定められた表現の自由に違反する
おそれがある」と指摘したのに対し、県の担当者は「あくまでお願いであって強制ではない。どう判断するかは
皆さんなので、問題はない」と答えました。

面談のあと、市民団体「サヨナラ原発福井ネットワーク」の若泉政人さんは「原発の再稼働に限らず、社会には
さまざま議論すべきことがある。表現の自由を守るためにも声を上げていきたい」と話していました。
一方、県財産活用推進課の大川淳一郎課長は「多様な意見をきちんと受け止めたいので、引き続き、理解を
得られるよう丁寧に説明していきたい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054079111.html