鳥取県、子供の減少がさらに深刻化　去年は4436人しか生まれず

名無しさん＠涙目です。

　◇昨年…出生率も前年下回る

　県内で昨年生まれた子どもの数（出生数）は４４３６人（前年比１８８人減）で、統計が残る１９０３年以降、最少を記録したことが、
厚生労働省の調査でわかった。１人の女性が生涯に産む子どもの推定人数を示す「合計特殊出生率」は１・６０となり、前年を
０・０５ポイント下回った。県は２０３０年に出生率を１・９５にする目標を掲げており、子育て環境の充実を図る。（岡田浩幸）

　厚労省が発表した人口動態統計（概数）によると、昨年の全国の出生数は９７万６９７９人（過去最少）で、合計特殊出生率は１・４４。
県内の出生率は全国１１位で、最も低かった０８年（１・４３）から上がっているが、出生数は減少傾向が続く。

　背景には、県外への人口流出と、女性の社会進出による未婚化・晩婚化がある。県内の１５～４９歳の女性人口は、０８年の１１万
７０００人から、１６年は１０万３０００人に減少。県内女性の平均初婚年齢は０８年の２８歳から１６年は２９歳に上がり、３０～３４歳の
未婚率は１９８５年の７・６％から、２０１５年は３３・１％と大幅に上昇している。

　こうした状況に、県は昨年３月、会員制お見合い事業「えんトリー」を開始。県内在住、在勤などの条件を満たす男女が対象で、
登録者同士のお見合いを仲介したり、各地の婚活イベント情報を案内したりし、今年４月時点で２４組の成婚につなげた。

　また今月、民間企業で働く子育て中の女性向けに、託児機能を備えた「サテライトオフィス」を鳥取市中心部に開設した。
今後、米子市内でも設置を目指している。

　県子育て応援課の福田雄一朗係長は「出会いの場の提供や、仕事と育児を両立できる環境を充実させ、出生数の増加や
子育て世代の移住促進を図りたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tottori/news/20170620-OYTNT50355.html

鳥取県、子供の減少がさらに深刻化 去年は4436人しか生まれず

鳥取県、子供の減少がさらに深刻化　去年は4436人しか生まれず