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【夕張メロン消滅の危機】北海道夕張市破綻から10年、若者去り税金上がり続け…住民に広がる諦めムード

1 :名無しさん@涙目です。(北海道)@\(^o^)/ [US]:2017/07/17(月) 18:38:04.25 ID:NupG58We0●.net ?PLT(13500) BE:299336179-PLT(13500)

もう一度破綻しかねない

 財政破綻から10年という節目の2016年、夕張市は地方創生を追い風に、「計画」に縛られた閉塞状態から一歩前に踏みだそうと動き出した。
指揮を執るのは2011年4月に、当時全国最年少(30歳1ヵ月)で市長になった鈴木直道氏だ。

 埼玉県三郷市出身で夕張とは縁もゆかりもなかったが、転機となったのは2008年。東京都から夕張市へ出向する派遣職員として職場で推薦され
、期限付きのヒラ職員としてこの地にやってきたのだった。

 1年の任期を延長し、2年2ヵ月夕張市役所で働いた後、東京に帰る年に市民から「あなたが市長選に立候補してほしい」と依頼を受けた。鈴木氏は、東京都職員という安定した職を捨て
、先行きの見えない夕張市の舵取りを担うべく選挙に立つ。

 石原慎太郎・東京都知事や猪瀬直樹・都副知事(いずれも当時)が選挙カーに立って応援するなどの支援もあり、見事当選。現在2期目を務めている。

 鈴木市長が就任した際に残されていた借金の総額は322億円。その2年後から利息に加え元金の償還が始まり、毎年26億円を14年間にわたって返済しなければならなくなった。
一方、税収は年間8億円足らず。地方交付税の補填があるとは言え、市職員の給与カットや住民サービスの徹底的な切り下げを行わなければ返済不可能な金額だ。

 鈴木市長は言う。

 「家計にたとえれば、500万円の収入で、食費・光熱費などを出して、そのうえ260万円もの借金を返済する感覚です。住民サービスはすでに徹底的に切り下げており、これ以上削れる事業はありません。

 財政再生計画は、夕張市の財政を建て直すことが最優先されており、夕張市民が負担に耐えられるかという観点が抜け落ちている。このままでは17年後(2027年)には財政再建できるかもしれないが、
夕張市そのものが消滅してしまうかもしれないと思いました」

 鈴木氏は、有識者による第三者委員会「夕張市の再生方策に関する検討委員会」を設置して、夕張再生の施策を検討してもらった。2016年、
委員会が提出した報告書には緊縮一辺倒の市政に対する懸念が多数盛り込まれた。

 「『最高の負担、最低のサービス』という表現が使われるところに人は来ない」

 「『何を要望しても叶わない』という諦めムードが、住民生活に深い影を落としている」

 「財政再生計画が終わった時点で、市職員、派遣職員ともいなくなり、組織が成り立たなくなっているのではという危機を感じる」

 「夕張市は破綻から10年を経て、116億円の借金を返済してきた。しかし、夕張市全体が限界に来ていると感じた。何とかしなければ『2度目の破綻』ともいうべき事態になってしまうという切迫感を感じる」


 財政破綻から10年。止まっていた時計の針を動かすことができるのか。人口が3割減少し、市職員が大量退職した夕張市にとってはまだまだ険しい道が続いていく。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170717-00052287-gendaibiz-pol&p=3

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