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【悲報】「ブルーベリーが目に効く」は第二次世界大戦中にイギリス軍が流したデマが元だった
- 1 :名無しさん@涙目です。:NG NG ?BRZ(11000).net
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「ブルーベリーは目にいい」と、よく言われますよね。
そして、その根拠として「第二次世界大戦のイギリス空軍のあるパイロットの好物がブルーベリージャムで、
そのおかげで夕暮れでも物がはっきりと見えた」などという逸話を聞いたことがある人もいるでしょう。
しかしこの逸話、実は戦争に勝つために流された嘘情報だったんです!
しかも当時は、ブルーベリーの効果ではなく、とある別の野菜の効果として宣伝されていたものでした。
いったいどういうことなのでしょうか? 「アリエナイ理科」シリーズでおなじみ、亜留間次郎氏に詳しく解説してもらいました!
もともとは「ニンジンの効果」とされていた!
「ブルーベリーに含まれるアントシアニンが目にいい」という話を、第二次世界大戦の逸話として聞いたことがある人も多いでしょう。
曰く、「イギリス空軍のあるパイロットの好物がブルーベリージャムで、そのおかげで夕暮れでも物がはっきりと見えた」と。
しかしこの宣伝文句は、実はレーダーの性能を敵国ドイツに知られないようにするための方便でした。
しかも、その当時、夜目に効果があるとされていたのは「ニンジンのカロチン(ビタミンA)」であり、
ブルーベリー(のアントシアニン)ではなかったのです。
あの時代、「ビタミンAを大量に摂取すると夜間視力が向上する」という説は世界的に支持されていました。
日本軍もビタミン注射などを採用していたほどです。
そしてイギリスは、灯火管制で真っ暗だったため夜目が利くことが重要とされており、
国を挙げてニンジンを食べるようキャンペーンを行っていました。「ドクター・キャロット」なんていうゆるキャラも存在していたんです。
そんななか、イギリス空軍は、夜間戦闘でドイツの爆撃機を多数撃墜するという戦果をあげはじめます。
これ、本当はレーダーの性能が向上したおかげなんですが、敵国ドイツに悟られないよう、
「ニンジンのおかげで夜目が利く撃墜王がいる」という宣伝を行ったんですね。
このとき英雄に祭り上げられたのが「猫目のカミンガム」こと、ジョン・カミンガムです。
「ブルーベリーが目に効く」は第二次世界大戦中にイギリス軍が流したデマが元だった
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