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“擬人化”は日本の伝統芸能? なぜ日本人は擬人化が好きなのか。古くは平安時代から?

2 :名無しさん@涙目です。:2018/02/15(木) 09:44:21.09 ID:a6jAtO7E0.net
>>1

日本人の擬人化好きは平安時代から!? 生き物を人間のように描いた江戸時代
 ちなみに現在の擬人化、たとえば『けものフレンズ』は、野生動物の“女の子化”と言ってもせいぜいしっぽが生えていたり、服の柄が動物の体の模様に似ているぐらいだ。
『刀剣乱舞』や『艦これ』のように対象と擬人化の“距離”が遠すぎるということもあるが、今の主流は、見た目はほぼ人間で、性格やプロフィール設定が“元ネタ”と似ているということだ。

日本における“擬人化”を歴史的に見れば、平安時代末期から鎌倉時代初期に書かれた国宝『鳥獣戯画』までさかのぼると言われる。
これは兎や猿、蛙といった野生動物が水遊びをしたり、弓矢をひいたり、相撲を取ったりという“人間っぽい”動作をする様子を描いた絵巻物で、まさに擬人化の元祖。
スタジオジブリによってアニメ化されたCM(2016年)で、絵の動物たちが生き生きと動く姿を記憶している人も多いだろう。
また、江戸時代の歌川国芳の擬人化作品も有名だ。『猫のすずみ』や『かえるづくし』など、人間のように着物を着て生活する姿が描かれている。
また、1855年に安政の大地震が起きると、「ナマズが暴れると地震が起こる」との言い伝えと融合し、ナマズを擬人化した絵が多く描かれたりした。

 ましてや、古いおとぎ噺になると擬人化だらけと言ってもいい。『桃太郎』のお供の犬、猿、キジはもちろん喋るし、きび団子だって食べる。
『鶴の恩返し』にしても、鶴が思いっきり人間の女性の姿になっている。
そもそも日本では昔から、狐や狸が人間に化けて人をだますとされているし、そうした“常識”がスタジオジブリの『平成狸合戦ぽんぽこ』などの作品を生み出す土壌にもなっているのではないか。

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