【朝日】100兆円超え予算は誰のせいか？消費税増税は妥当である。幼保無償化も用途として妥当

名無しさん＠涙目です。

http://img.5ch.net/ico/onigiri.gif
長いので省略
https://webronza.asahi.com/business/articles/2019031500008.html?page=1

■国家予算は史上初の100兆円超に

　その拡大の要因を見ると、圧倒的なのは年金や医療保険など社会保障費であり、平成元年度の10.9兆円（GDP比2.5％）から31年度には34.1兆円（6.1％）へ3倍以上にもなっている。

次いで目立つのは国債の償還（返済）や利払いに充てる国債費であり、11.7兆円（2.7％）から23.5兆円（4.2％）へ倍増している。

　その他、主要な項目を見ると、90年代に景気対策で大幅に拡大、2000年代に入って大幅に削減された公共事業費は6.2兆円（1.5％）から6.8兆円（1.2％）へ若干増加している。

また、「GDPの1％以内」を目安とされている防衛費は、3.9兆円（0.9％）から5.2兆円（0.9％）へGDPの拡大に比例して増加、教育科学費も4.9兆円（1.2％）から5.6兆円（1.0％）へ増加しているがGDP比では公共事業費と同様、割り負けている。

■高齢化と債務拡大で膨張する社会保障費と国債費

そして、いずれの増加も高齢者（65歳以上）の人口でほぼ全てを説明できるため、社会保障費の増加は主に人口高齢化の影響によるものであると言え、
1人当たりの年金支給額の変化や医療サービス拡大の影響は、これまでのところ小さいようである。

■拡大する財政の何が問題なのか　
①予算の活用余地が乏しいことである。

②税収をGDPと比べると、元年度の11.9％から31年度は11.1％に低下しており、経済の実力から見れば税負担はむしろ抑制されていることになる。

③高齢化は今後も進むため、それに伴って社会保障費用の拡大が続くことも問題である。

■国際比較が示す日本の財政の歪さ

日本は先進国との比較において「中福祉」ながら「低負担」と歪である。

■中福祉・中負担を目指すなら負担増は不可避

■若年層への過度な負担は自滅への道

喫緊の課題となる財政健全化を進めるにあたっては、将来、莫大な政府の借金を背負わされる今の若年層への配慮が重要となる。
これからの日本経済を支えるこの世代に過度な負担を負わせることは、自滅への道を歩むに等しい。

社会保障制度の抜本的な改革は不可避であり、社会保障費の増大によって恩恵を受けてきた世代に相応の負担を求めることも自然な流れである。

その意味で、負担増の手段としては、現役世代以外も幅広く対象となる消費増税は悪くない選択であり、その使途を将来世代の負担を減らす財源とすれば、なお良いだろう。