【速報】全世界で通貨危機、アルゼンチン株価4割暴落でパニックタイム突入

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アルゼンチン株価指数が4割安
大統領予備選で失望

アルゼンチンの株式相場が12日に急落した。
ブエノスアイレス証券取引所の代表的な株価指数であるメルバル指数は前週末比で1万6824.29ポイント（37.9%）安の2万7530.80で終えた。
下落率はQUICK・ファクトセットで遡れる1991年12月以降で最大。

11日投開票の大統領予備選で左派のフェルナンデス元首相が、改革・開放路線を進めた現職のマクリ大統領に大勝。
政策がポピュリズム（大衆迎合主義）に傾くとの失望売りが殺到した。

「両陣営にとって完全な驚きだった」。

米州の調査会社ベリスク・メイプルクロフトのジメナ・ブランコ氏は予備選の結果をこう表現した。
午後11時半時点ではフェルナンデス氏の得票率が47.35%とマクリ氏の32.33%に大差を付けた。
世論調査では両者の支持率は拮抗しており、フェルナンデス氏の熱心な支持者でさえ予想できない結果だった。

https://r.nikkei.com/article/DGXLASFL13H2F_T10C19A8000000