新井浩文「抵抗がないので同意があると思った」

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俳優の新井浩文被告がセラピストの女性に性的な暴行をした罪に問われている裁判で26日、被告人質問が
行われ、新井被告は「同意があると思っていたが少し不安もあった」などと述べました。

俳優の新井浩文被告（40）は、去年７月、東京世田谷区の自宅マンションで派遣型のエステ店で働く
30代の女性セラピストに性的な暴行をした罪に問われ「同意があったと思っている」として無罪を主張しています。

26日に東京地方裁判所で開かれた裁判では２時間半ほどにわたって被告人質問が行われました。

新井被告は弁護士から前回の初公判で被害者の女性の証言を聞いてどう思ったか尋ねられたのに対し
「改めて、心底嫌だったのだと思い申し訳ないと思っている」と話しました。

そのうえで、女性の嫌がるそぶりを見てもやめなかった理由を尋ねられると「抵抗がなかったので、
同意があると思った」と答えました。

検察から「なぜ行為のあとに現金を渡そうとしたのか」と尋ねられると、新井被告は「同意があると思っていたが
少し不安もあった」と述べました。

裁判は次回、検察による論告や弁護側の最終弁論が開かれ審理が終わる見通しで、判決は12月２日に
言い渡される予定です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190926/k10012100501000.html