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戦時中の小学生が学び、GHQが廃止した歴史教科書、『初等科国史』復刻版刊行

1 ::2019/10/07(月) 18:22:00.16 ID:sR8bOnqy0.net ?2BP(6000)
http://img.5ch.net/ico/kita_.gif
今、百田尚樹氏の『日本国紀』や、竹田恒泰氏の『中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書』など、保守言論人による我が国の通史、歴史教科書が人気を集めている。
敗戦後、我が国の歴史教科書はGHQによって全面的に改められ、近年では近隣諸国にその内容を配慮するような状況にまでなっている。
そういう状況に憤っていた多くの人たちが、理不尽な力で変容していない、まともな通史を渇望していた、というのが、その人気の背景にあるのだろう。

では、敗戦前の、外国の力が作用していない、純粋な我が国の歴史教科書は、どんな内容だったのだろうか。
本書は、戦後世代の日本人が知らない、戦時中の小学生が学んだ『初等科国史』の復刻版である。旧漢字や旧仮名遣いは新漢字、現代仮名遣いに改められているため、現代人にもストレスなく読むことができる。

戦前・戦中の歴史教科書といえば、「軍国主義」、「皇国史観」の洗脳、というイメージが真っ先に思い浮かぶ方が多いだろう。
敗戦前の歴史教科書と、それを徹底的に忌避して到達した現在の教科書は、当然ながら対極的な関係にある。
だが、イデオロギーを抜きにして、本書を手にしたとき、まず伝わってくるのは、当時の教育水準の驚くべき高さである。
日本書紀の一節から始まる本書には、皇室用語をはじめ、戦後世代が習わない言葉が散見される。
情報の量も多く、今の小学生の歴史教科書と見比べると、その差は歴然としている。

本書は、テンポのよい、美しい文章で綴られている。
日本の歴史が、神話の時代から連綿と続く、天皇を中心とした物語として、文学的に描かれている。
その中には、忠臣蔵や曾我兄弟の仇討ち、鎌倉権五郎景正の活躍など、当時の子供がよく知っている逸話も盛り込まれている。
子供たちは、講談を聞くかのように、目を輝かせて授業を受けていたのだろう。

巻末では、三浦小太郎氏が「封じられた歴史書がよみがえるとき」と題した解説を寄せている。
我々が偏見や先入観を捨てて本書を読むとき、硬直下した戦後の歴史解釈の向こうに、いったい何が見えてくるだろうか。
三浦氏は我々に、新たな視点を提供している。

産経新聞ニュース https://www.sankei.com/economy/news/191003/prl1910030702-n1.html

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