【北斗の拳】アフガン中村医師、自分が建設した用水路で水戦争が起こり殺害された模様

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2016年の中村医師の会見から分かること

もともとペシャワール会は日本政府に依存せず寄付で運営していたが、数年前から事業の規模拡大でJICA＝日本政府のODAに組み込まれていた。
ペシャワール会自由な活動のために日本のNPOにならず寄付を広く浅く集めるという方法だったが、イデオロギー的に寄付する人たちへのリップサービスがあった可能性もある。

会見では現役ジャーナリストの質疑応答は無く、当時一番の話題のトランプ政権のアフガン撤退については何も述べず。
ネット上で中村医師の政治的な発言の引用は2014年以前のものが多い。
日米政府の支援で活動し、さらに米軍撤退は良い話。安易にトランプ安倍批判に乗らなかった。

テロの質問についてはイスラム国などの海外からのイデオロギーの影響よりアフガン内部の内ゲバのほうが危険。
現地の人に寄り添う重要さを語りつつ、アフガンの伝統的な治水はダメだから日本流にやってますというアピール。

最初は細々とした医療活動だったが、用水路建設は国家規模の事業になり、そこには現地政府と日米が絡む。
米軍へのテロ事件も起きている。気づいたら大物になっちゃってアフガン人の一部には脅威に見えたということかもしれない。
結果的にアメリカ人と同じ「所詮、イスラムなんて土人だろ？」という枠に入っちゃった可能性を感じる。