福島で新種の微生物が相次いで発見される

ヒマラヤン(東京都) [US]

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みかんから発見微生物に命名
(ふくしま県)

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200123/6050008706.html

温暖な気候を生かして、みかんの栽培を行っている広野町で、みかんの実から初めて見つかった微生物を
国際的なデータベースに登録することになり、地元の小学生たちが名前をつけました。

広野町と福島工業高専は、酵母などを使った新たな特産品を作ろうと、
みかんの実や葉についている微生物を調査する取り組みを進めていて、
先月収穫された実から２種類の微生物が初めて見つかりました。

この微生物を国際的なデータベースに申請するため、２３日、広野小学校の６年生７人が名前を考えました。
子どもたちは、顕微鏡で微生物を見たり、相談したりしながら、２種類のうち１つに、
「東北に春を告げる町」という町のキャッチコピーにちなんで、「ＴＨＴＭ　ＨＩＲＯＮＯ」と名付けました。
この微生物は、紫外線への耐性を持っていることがわかっていて、町は、
日焼け止めなどへの活用を検討していくことにしています。

参加した女子児童は、「広野と言えば、東北に春を告げる町だと思い、提案しました。
気に入っています」と話していました。

福島工業高専の十亀陽一郎助教は、「しゃれた名前をつけてくれて、とてもいいと思います。
微生物は培養して増やすことができるので、新たな特産品につなげたい」と話していました。