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【富士フィルム】磁気テープの容量が飛躍的にアップ、1巻きで580TBに。容量気にせず保存しよう☆
- 1 ::2020/12/16(水) 17:47:51.15 ID:D8H1bIpn0●.net ?PLT(21003)
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富士フイルムが新しい磁気テープ技術を開発、1巻で580TBが可能に
2020.12.16 日経コンピュータ
富士フイルムは2020年12月16日、新たな磁性体として「ストロンチウムフェライト(SrFe)磁性体」を採用した磁気テープの実走行試験に成功したと発表した。
SrFe磁性体によって記録密度が現行の「LTO-8」磁気テープに比べて約50倍に達し、1巻当たり580テラバイト(TB)の容量を備える磁気テープを開発できるようになるという。
富士フイルムは現在、磁気テープの記録材料である磁性体に「バリウムフェライト(BaFe)磁性体」を使用する。SrFe磁性体はBaFe磁性体の後継となるもので、
磁性体の粒子がより細かくなり、記録密度を大幅に向上できるようになった。富士フイルムは今回、SrFe磁性体をテープに均一に塗布する量産技術を開発し、
実際に磁気ヘッドを使って磁気テープにデータを記録し再生する実験に成功した。米IBMの「IBM Research」との共同実験であり、磁気ヘッドを制御する技術や
読み出した信号を処理する技術などはIBMが開発した。SrFe磁性体を採用した磁気テープの製品化には今後数年がかかる見通し。
磁気テープの標準規格「LTO Ultrium」においては、現世代であるLTO-8の非圧縮容量が12TBで、次世代のLTO-9が18TBになる予定。さらにその次の第10世代が36TB、
第11世代が72TB、第12世代が144TBになるロードマップが示されている。今回の富士フイルムの実験成功によって、今後も磁気テープの容量を増やし続けられることが確実になった。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/09343/
SrFe磁性体とBaFe磁性体の比較
https://cdn-xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/09343/pic01.jpg
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