「赤毛の？」→「アン」→「バキューン！」 [632443795]

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登山が趣味の私は、深い山々を何キロも歩き、鹿やサルしか入らないような秘湯温泉へ行くのが好きです。

ある日、山中を歩いていたら、銃を担ぎ腰に熊の毛皮を巻いた若い男性が現れて、「ふざけんな！」と怒ってきたんです。

「意味分かんない。何か？」

「ここは熊が通る獣道なんだ。人間の臭いが付いたら警戒されるだろう」

彼の職業はマタギで、熊などを狩って、その肉や肝臓を売っているそうです。

彼は「マタギも知らないなんて、無知な女だ」と、男尊女卑丸出しの言葉を投げかけます。でも、ここは我慢して「近くに露天風呂があったら教えてください」と、謙虚に聞きました。

すると初めて笑顔を見せ、「今いる山は、俺にとって庭みたいなもんだから案内する」と歩き出しました。

すぐに湯気が立っている場所に着き、「狩りを台なしにしたんだから、責任取って一緒に入れ」と促します。

実は私、気が弱くて強く言われると断れないタイプ。しかも混浴風呂は平気だから、「こんな山男は、熊だと思えばいいんだ」と自分に言い聞かせて…。

ところが、彼が脱いでみたら足やお尻に筋肉が付いていて、かなりの肉体美。男のセックスアピールって、やっぱりお尻なんですよね。

ついそこばかり見ていたら、「欲情したな」とズバリ見抜きます。ニヤニヤしながらペニスをしごくと、すぐ大きくなりました。

「鉄砲撃つだけじゃなく、拳銃も得意なんですか？」

「確かめてから感想言えよ」

すぐに岩場に私を寝かせ、クンニを仕掛けます。たまに吸ったり膣に舌を入れたり、変化があるから、思わず「アン」と声が出ます。彼が「赤毛の？」と言った途端、また「アン」と声が出て…。

彼って、ユーモアのセンスもあるんですね。少し親近感が湧いたら、感じ方も高まりました。一番イキそうな時、四つん這いのまま後ろから挿入されます。

「ダメダメ、もうイク。気持ちよすぎちゃう！」

「ああっ、撃つ。俺のは散弾銃だ。バキューン！」

こう言ったと同時に、温かいものが背中に飛び散るのを感じました。

当然、精子という名の弾丸が発射される前に私は果て、拳銃の高性能さを思い知らされました。

マタギって本当に素敵。熊を狩るより、これからは私を獲物にしてほしい。

（書き手・三毛別観光協会）
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/34216