ミ Φ ωΦﾐ「ニャ゛～」( ›´ω`)「はいごはん。馬肉5kgと内臓と骨」ミ ' ч ’ ﾐ「ﾑｼｬﾑｼｬ」 [819973909]

http://img.5ch.net/ico/u_suberi.gif
　もしライオンやヒョウ、チーターを自宅に迎えられるとしたら、どんなお世話をすればいいのだろうか…。猫好きでネコ科動物にも目がない筆者は、動物園の檻の前でそんな空想に耽った事がある。
　現実的に飼えない事は解っているけれど、そのもしもを夢見る時間が好きだった。
だから、『もしもあの動物と暮らしたら!?』に出会った時、より具体的に大好きな動物との暮らしを想像できる書籍がある事に感動したのだ。著者は北海道にある旭山動物園の園長を務めた小菅正夫氏。

　誰もが認める百獣の王ライオン。そんな王様を迎えるにはまず、飼育許可を得るべく都道府県か政令市の担当課に相談。飼育施設や飼養管理の細かな条件をクリアして初めて購入できる。

　飼育する上で準備しておきたいのが鉄筋コンクリートと金属製の檻。人が出入りする扉は2重にし、どちらか一方は必ず施錠して脱走を防止。鍵は全ての扉に3個ずつ設けよう。

　そして、日光浴ができる芝生を敷いた屋外放飼場も用意。檻に枝がかぶさるように樹木を植え、木陰も作ってあげるとよいのだそう。子供の頃は高い所に登りたがるため、高さ1m程度になるよう丸太を組んであげよう。

　食事は1日当たり5～10kgを目安に馬肉や牛肉を。週に1度はブロイラー(鶏肉)、月に1度は牛のろっ骨を適量与えるのもポイントだ。
　ライオンは野生だと動物を丸々1頭食べるので必要とする栄養量が多い。そのため、レバーや内臓、タン、骨等も与える事が大切だという。

　ちなみにライオンの子供はソフトボール等で遊ぶが、大人になると興味を示さなくなるので、ボタンを押すと音が鳴る「クリッカー」という道具を用いたクリッカートレーニングや、動物の前に棒や手を差し出して鼻・お尻、体の一部を触れさせる「ターゲットトレーニング」を遊びとするのがよいよう。

　丸ごとプレゼントした牛の大腿骨を鎖で固定して与えるという、時間をかけて食事ができる工夫も遊びの一つになると小管氏は語る。

　やはり百獣の王の飼育は、一筋縄ではいかない。そう思わせられる驚きが本書には沢山詰め込まれており、改めてネコとの違いを痛感させられた。

そーす
https://news.yahoo.co.jp/articles/d29ac9f1398a075ba00c1240c64fd4403f1b330d
ライオンと一緒に暮らすとしたら必要な施設や食事の量は動物園元園長が指南する動物達との暮らし方