結婚できない若者が急増！20代男なら年収500万円がボーダーライン [485245446]

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結婚できない若者が急増！ 20代男なら年収500万円がボーダーライン

世代で隔てられた格差は、これまで見てきた就職や不動産などカネだけにとどまらない。「結婚」というシニア世代にとっては当たり前のライフイベントにまで及んでいる。

　20年後の日本人男性は、3人に1人が生涯お一人さま──。

　この衝撃的な将来予測は、国立社会保障・人口問題研究所が2013年にはじき出したものだ。35年には50歳時点で一度も結婚経験がない「生涯未婚」の男性が、3割に及ぶというのだ。

　現在の初婚年齢の平均は、男性が31.1歳、女性が29.4歳（14年、厚生労働省）。2000年と比較すると、男女とも2歳以上遅くなっている。初婚年齢の上昇だけでなく、若年世代の未婚率も右肩上がりの中、この未来予想図は決して絵空事ではない。

　無論、結婚が幸福の条件と言うつもりはない。とはいえ、35歳未満の未婚者のうち、9割の男女が結婚願望を抱いているのも事実だ（10年、同研究所）。さらに、20代の未婚者の8割が、いわゆる「結婚適齢期」までの結婚を望んでいる（14年度、内閣府）。

　では、なぜ結婚できないのか。その最たる理由は、やはり男性の収入にありそうだ。労働政策研究・研修機構の資料（2012年）によると、
25～29歳の男性で、婚姻率が50％を超える年収水準は世代平均を大きく超える500万円以上だ。それが、初婚年齢の平均を少し上回る年齢層になってくると、300万円台に下りてくる。
さらに、アラフォー世代になれば、250万円まで落ちる。身もふたもないが、より好条件の男性から売れていくというわけだ。

　こうした経済的な問題に加え、若者世代の“変化”に原因を求める声もある。

　「1クラスの人数が少なくなったことで異性と出会う機会も減り、その上、今の若者世代は、例えば大学のサークルにおいて和を乱さないために恋愛を避けるなど、所属するコミュニティーで恋人をあえて見つけようとしない傾向があります」

　そう話すのは、リクルートマーケティングパートナーズの桜井まり恵・ゼクシィ縁結びサービス企画グループマネージャーだ。

　結婚したくてもできない男性が増える一方、富める男性はシニア世代でも婚活が盛んだ。

お眼鏡にかなう異性を求め、婚活パーティーや合コンが今日も街のどこかで繰り広げられている

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160613-00001850-cakes-life