尿入りペットボトルの投げ捨てが増加　ボランティア「気が滅入る」 [864079187]

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汚物入り？ボトル投棄　清掃ひと苦労モラル低下

青森県弘前市や黒石市の東北自動車道インターチェンジ（IC）出入り口付近で、ペットボトルの投げ捨
てが目立っている。定期的に清掃奉仕活動を行っている弘前市の運送業「弘前倉庫」の大水達也社長に
よると、最近は容器の中に汚物（尿）の入ったものが増加。大水社長は「高速道路上で我慢できずに
車内で用を足したとしても、そのまま投げ捨てるのは言語道断。適切に処理を」と道路利用者のモラル
に訴えている。
同社は10年ほど前から、社会貢献の一環として春はIC付近のごみ拾い、夏は市内公共施設の草刈りなど
を実施。今春は4月28日に社員20人が大鰐弘前ICと黒石IC周辺の清掃を行い、道路脇のやぶに捨てられ
ていたペットボトル約150本を回収した。そのうち約100本は尿とおぼしき汚物が入っていた。
「活動を始めた頃は回収した容器の大部分が空だったが、最近は6～7割が中身入り。開けてみるとア
ンモニア臭がして、分析したわけではないが明らかに尿と思われる」と大水社長。回収したペットボ
トルは社員が会社まで持ち帰り、中身を浄化槽に捨てているという。
大水社長は「長年ボランティア活動をしているが、尿入りペットボトルの後始末が一番、気がめいる。
問題解決にはドライバーの公共心、道徳心が頼りだが、今後も続くなら、監視カメラを取り付けるな
どの対策が必要では」と話した。
高速道路を管理運営するネクスコ東日本東北支社青森管理事務所の渡邉弘芳副所長も「汚物が入った
ペットボトルは確かに捨てられている」とし、高速道路の本線を出て減速するポイントで特に見られ
ると指摘。どれぐらい捨てられているのか、また全国的に問題となっているのかなどは把握していな
いが、「自分の庭にごみは捨てないはず。高速道路を利用する方々は、マナーの向上に協力してほ
しい」と呼び掛けている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-28112857-webtoo-l02

尿入りペットボトルの投げ捨てが増加 ボランティア「気が滅入る」 [864079187]

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