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【特集】「永遠のよそ者」ブルース・リーの知られざる苦悩 2020/07/03 [朝一から閉店までφ★]

1 :朝一から閉店までφ ★:2020/07/04(土) 17:49:06 ID:cZzgK1N49.net
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/post-93859.php

「永遠のよそ者」ブルース・リーの知られざる苦悩
Like Water
2020年7月3日(金)15時40分
ジャック・ハミルトン


リーが生涯で主演した映画はたった4本だが、それでも彼は大衆文化に揺るぎない影響を残した BRUCE LEE FAMILY ARCHIVE
https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2020/07/magc200703-lee-thumb-720xauto-204617.jpg




<スポーツ専門チャンネルESPNが描く往年のアクションスターのドキュメンタリー『ビー・ウォーター』は詩的な秀作>

アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNがこのほど制作したドキュメンタリー『ビー・ウォーター』は、往年のアクションスター、ブルース・リーがテーマ。バオ・グエン監督の手腕が光る、多面的で時に詩的な秀作だ。取材対象に気を使う必要さえなければ、ESPNにも優れたオリジナル作品が作れるという証明にもなっている。

リーは大衆文化において孤高と言っていい存在であり、時代を超えたアクションスターだ。だがその実像は謎めいて、つかみづらい。

ブルース・リーという名を聞けば、たいていのアメリカ人はすぐにその姿を思い浮かべるはずだ。だが知名度が高いわりに、実際に彼の映画を見た人はそう多くないだろう。理由の一端は、アメリカでの出演作品が少ないことにある。

リーが生涯で主演したアクション映画はたったの4本(未完だった『死亡遊戯』を除く)。代表作『燃えよドラゴン』は、1973年の彼の突然の死から1カ月後に公開された。主演作が少ないのにこれだけ大きな影響力を残した映画スターをほかに挙げるとしたら、ジェームズ・ディーンくらいだろう。

『ビー・ウォーター』は、内容的にもスタイル的にもリーの息遣いを感じさせる作品になっている。ナレーションは使わず、完全にインタビューで構成。しかも、語り手の顔をクローズアップで映し出すのではなく、その声をリーのアーカイブ映像に重ねるという形を取った。登場するのは妻のリンダ・エミリーや娘のシャノンといった遺族のほか、元バスケットボール選手のカリーム・アブドゥルジャバーら友人、文化評論家のジェフ・チャンといった人々だ。






ハリウッドの人種の壁

ESPNのドキュメンタリーとしては異色の作品だ。多くの人にとってリーのイメージは、アスリートではなく映画スターだからだ。だが本作では、リーの中でスポーツと映画は密接に絡み合っていたことが示される。

子供の頃から香港映画の子役として活躍していたリーは、華のある生来のスターだったが、その本質は革新的な武道家だった。彼は「截拳道(ジークンドー)」という武道を創設し、「戦わずして戦う」という哲学を掲げた。截拳道を世界に広げることが自らの使命だと考えていた。

作中では香港の映画ファンが、リーの肉体にはバレエ的な部分があると指摘する。自らの身体を、武器でもある四肢を完全にコントロールするさまは、舞踏家のルドルフ・ヌレエフのようだというのだ。



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複数の文化の交差点のような存在

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