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【ドラマ】フジ「知ってるワイフ」は放送枠で損した?名作を生んだ伝統の「木10」はなぜ衰えたのか [爆笑ゴリラ★]

3 :爆笑ゴリラ :2021/01/14(木) 19:19:40.12 ID:hW4iOLbV0.net ?2BP(0)
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スポンサー料の負担が大きくなろうが、長くCMを流したいわけだ。「朝顔」へのスポンサーの期待の表れとも言える。力のある放送枠ほどスポンサーが少なく、紹介で社名が読み上げられる傾向がある。

 ちなみにヒット作を連発するTBS「日曜劇場」のスポンサーは僅か4社。その紹介は社名に加えてキャッチフレーズ付き。これは90秒以上のCMを流し、大きな制作費を負担していることを意味する。それでもスポンサーになりたいわけだ。

 ドラマなど番組のスポンサーのCMは「タイムCM」と称し、原則的には6ヶ月契約。昨年10月からの「朝顔」が2クール(6ヶ月)なのはスポンサーが同意したからにほかならない。「相棒」はいつも6ヶ月間だが、これも高視聴率が見込まれるから。ヒットが見込めないドラマなら、こうはいかない。

 放送形態は制作側の一存で決まるものではない。「相棒」が2クールになったのも安定した視聴率が見込めると分かり、スポンサーが取れるようになったシーズン2から。「朝顔」の2クールも一昨年7月期の高視聴率があってこそ。ドラマの放送形態にはスポンサー事情が付いてまわる。

 かつては木10もTBSの「日曜劇場」と同等以上に強い枠だった。「白い巨塔」は2クール放送だったが、それが実現した背景にも強さがあった。20%作品どころか、「愛という名のもとに」や「眠れる森」などは30%もあったからだろう。

 陽はまた登る。強い木10の復活に期待したい。

高堀冬彦(たかほり・ふゆひこ)
放送コラムニスト、ジャーナリスト。1990年、スポーツニッポン新聞社入社。芸能面などを取材・執筆(放送担当)。2010年退社。週刊誌契約記者を経て、2016年、毎日新聞出版社入社。「サンデー毎日」記者、編集次長を歴任し、2019年4月に退社し独立。

週刊新潮WEB取材班編集

2021年1月14日 掲載

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