【MLB】ツインズ・前田健太、渡米後初のヤンキース戦登板は５失点で５敗目…右前腕の張りで５回途中降板 [鉄チーズ烏★]

鉄チーズ烏 ★

8/22(日) 6:22配信スポーツ報知
https://news.yahoo.co.jp/articles/80b181e445b791e007421c9d1f6878d998dcdb30

◆米大リーグ　ヤンキース７―１ツインズ（２１日・ニューヨーク＝ヤンキー・スタジアム）

　ツインズの前田健太投手は２１日（日本時間２２日）、敵地で渡米後初のヤンキース戦に先発登板も４回１／３を投げ、４安打５失点。７月２２日（同２３日）のエンゼルス戦以来となる今季５敗目を喫した。５回１死満塁でスタントンに初球を投げた後、右前腕の張りを訴えて降板。２番手ガルシアが打ち込まれ、５失点となり、防御率は４・６６となった。前田は今後、医師の診察を受け、ＭＲＩ検査などを行う予定。チームは１―７で今季３連敗。

　メジャー６年目で聖地ヤンキー・スタジアムのマウンドを踏んだ前田。ア・リーグ全球団登板制覇を果たし、残る未対戦球団はナ・リーグの古巣ドジャース１球団だけとなったが、ほろ苦い結果に終わった。

　０―１で迎えた５回。一死から連打と死球で満塁とされると、ジャッジへの３球目が暴投に。２点目を献上し、ジャッジにも四球を出すと、続くスタントンに初球を投じた後、右前腕の張りを訴え、トレーナーに付き添われて球数８８球で降板した。

　「腕を振る仕草は普段からしているので、問題ないと思ったが、今季を通じて抱えている前腕の張りがあったようだ。あの時点までは、いい投球をしていたが、ケンタが心地よくない様子にみえたので、彼は投げたがっていたが、降板させた」とバルデリ監督。

　この日は２０１６年８月４日（ロッキーズ）以来となる１試合２死球。スプリットも幾度かワンバウンドし、珍しく荒れ球がみられた。暴投と２死球は全てスライダー。肘の違和感があったようだ。対照的に、打線は５回に一死満塁のチャンスでポランコ、ドナルドソンが凡退するなど、前田を援護できず、聖地初登板でヤ軍エース・コールとの投げ合いは、明暗が分かれた格好だ。

　バルデリ監督によると、今後、医師の診断とＭＲＩ検査など受ける予定で、このまま東海岸遠征に帯同するかは未定。「医療スタッフと話し合うことになるが、１、２日のノースローで投球再開にはならないと思う」と同監督。負傷者リスト（ＩＬ）入りについては、名言を避けたが、少なくとも先発を１回飛ばすか、場合によっては５月以来今季２度目のＩＬ入りの可能性も。前回ＩＬ入りは当初、右内転筋痛だったが、右前腕にも張りがあったとされている。

　なお、来季のツインズは、前田が唯一の未対戦球団、ドジャースとの交流戦があり、４月に本拠地で２試合、８月に敵地で２試合を行う予定となっている。（一村　順子）