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1人で続けた通学路の清掃 レジェンドは見ていた 元カープ黒田博樹さんから届いたサインボール [ひかり★]

1 :ひかり ★:2022/10/08(土) 13:56:25.44 ID:CAP_USER9.net
 広島市東区の牛田中3年安倍謙考(あきたか)さん(15)の手元に9月下旬、「15」の数字が入ったサインボールが届いた。贈り主は元広島東洋カープ投手の黒田博樹さん(47)。登下校中に1人で続ける通学路の清掃活動を、黒田さんが偶然見かけたのがきっかけだった。「憧れの存在」と出会った一日を物語るボールは今、安倍さんの宝物だ。

 9月のある朝。安倍さんがいつものように道端のごみを拾っていると、サングラスにマスク姿の男性が近づいてきた。背が高く、がっちりとした体格。 「拾います」。男性は言い、一緒にごみを集めてくれた。別れ際、男性が「誰か分かる?」とサングラスを少しずらし、安倍さんはのけ反った。「えっ、なんで。まさか。こんなところで」。すぐに、あのレジェンドだと分かった。

 カープファンの安倍さんは慌ててかばんから使いかけのノートを取り出し、サインをお願いした。「失礼かも」とも思ったが、黒田さんは快諾し、ボールペンでサインして立ち去った。夢のような朝の5分間の出来事だった。

 ボールは9月26日、黒田さんの関係者を通じてサイン色紙とともに学校に届いた。同校が関係者から聞いたところ、黒田さんは安倍さんを「何ていい子だ」と褒め、学校にも善行を知ってほしいとの思いだったという。「大変驚いた。日頃からいろんなことを頑張っている生徒みんなを褒めていただいた気分」と長谷川洋校長(59)。後日、全校生徒に伝え、ボールを安倍さんに渡した。

 安倍さんが清掃を始めたのは半年前。川や海に流れたごみを魚などが飲み込んで死んでしまうことをテレビで知り、心を痛めたという。「自分にできることもある」と連日、たばこの吸い殻やレジ袋、ペットボトルなどを拾い、学校や自宅で捨てている。

 9月生まれの安倍さんは「プレゼントのようで本当にうれしかった。奇跡みたい」と黒田さんとの時間を振り返る。清掃をやめるつもりはなかったが、サインボールを握ると思いはさらに強くなる。「毎日の活動を黒田さんに認めてもらったように感じる。これからも続けます」
中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/0521aa9fa698656c041d4d03507f795ba1fd3749

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