【USD/JPY】新ドル円14770【雑談禁コテ禁IP無】

107 ：Trader＠Live!：2019/07/04(木) 22:54:35.29 ID:Gl7U+HyHa.net

前回FOMCでは“想定以上にハト派”に寄りました。このため「米金利先安観」が
台頭しており、“金利面によるドル売り”が上値に重く圧し掛かっている
印象があります。
このためマーケットの関心は、必然的に「FOMC（米利下げの有無およびその幅）」
に向かうと見られます。本稿執筆時における「7月利下げの織り込み度合い」は、
金利先物を見る限り“25bp利下げ:70.3％/50bp利下げ:29.7％”となっています。
つまり利下げそのものに関しては“100％”を織り込んでいる格好ですので、
それら動向を探る「米経済指標（特に米雇用統計）」の意味合いは薄れているようにも見えます。
しかし前回FOMCで1人利下げ票を投じたブラード・セントルイス連銀総裁が
『7月の50bp利下げは往き過ぎ』と釘を刺し、パウエルFRB議長が
『過剰に反応しない』と牽制しているにもかかわらず、
「年内利下げの織り込み度合い」は“1回:7.9％、2回:31.6％、
3回:38.7％、4回以上:21.8％”と「（パウエルFRB議長が示唆した）予防的利下げ」
の枠を超える織り込み度合いであり、かなりの違和感があります。
つまり米雇用統計を含む、今後の米経済指標の結果次第では“巻き戻される”
という可能性もあるということになります。

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