【サッカー】武藤嘉紀に祖父の教え･･･「常に紳士たれ」「髪は絶対に染めるな」　元産経新聞記者でスポーツアカデミー社長の中野成章氏

れいおφ ★＠＼(^o^)／

Ｊ１ＦＣ東京の日本代表ＦＷ武藤嘉紀（２２）が２日の名古屋戦（瑞穂陸）で
新人最多記録に並ぶ年間１３得点目を決めた。

アギーレ・ジャパンのホープは慶大在学中という経歴も手伝い、大ブレーク中。
その知的な雰囲気のルーツは、母方の祖父・中野成章（よしあき）さん（８０）にあった。

孫と同じ慶大卒で、産経新聞記者として１９６４年東京五輪を取材し、
現在もスポーツ界に携わる中野さんに話を聞いた。

日本サッカー界に彗星（すいせい）のごとく出現した武藤。
脚光を浴びても、丁寧な言葉遣いや受け答え、礼儀正しさは変わらない。
謙虚さを忘れず、進化を続ける２２歳には「心の師」がいた。

「かつて小泉元総理は『人生にはまさかという坂がある』と言ったけれど、その通りです。こんなことがあるのかと」

そう切り出したのは祖父・中野成章（よしあき）さんだ。
孫と同じ慶大卒で、現在はスイミングスクールを運営する会社を経営。
東京・千代田区の社長室を訪れると、笑顔で迎えてくれた。ちょうネクタイ姿が粋で上品。
産経新聞記者としての東京五輪取材や、日本水連で役員を務めてきた経験で、
武藤にさまざまな助言を与えてきた。

「（周囲に）持ち上げていただくのは結構ですが、何かあったときにパッと手を離されると、下にドンと落とされる。
それを覚悟しておけと言っています。一つのスランプ、一つの行動でも、すぐ叩かれる方に回る」

祖父は新聞やテレビでの武藤の言葉を一言一句チェックする。
代表初得点を挙げた９月のベネズエラ戦後も厳しかった。

「インタビューで嘉紀が『出してもらえる以上は結果を残さなきゃいけないんです』というようなことを言った。
その通りだけれど、一生懸命やって得点できなかった先輩もいる。当てつけになるから言っちゃいかん、と言いました。

結果が出なかった人もいることを念頭に置き、控えめな話し方をしなければ。
生意気だと思われてしまう、と言いました。本田選手なんかはかわいがってくれているようですが」

黒髪で短めのヘアスタイルも、祖父の教えを守ったものだ。
「毛は絶対に染めるな、と言いました。日本人は黒い毛を大切にして、もともと持つ姿を変えるなと。
それと『大学は必ず卒業しろ。それまではどんな誘いも断れ』と言っています」

（>>2以降に続く）

http://www.sanspo.com/soccer/news/20141104/jpn14110405040001-n1.html

祖父
http://www.spo-aca.co.jp/img/img_nakano.jpg

【サッカー】武藤嘉紀に祖父の教え･･･「常に紳士たれ」「髪は絶対に染めるな」 元産経新聞記者でスポーツアカデミー社長の中野成章氏

【サッカー】武藤嘉紀に祖父の教え･･･「常に紳士たれ」「髪は絶対に染めるな」　元産経新聞記者でスポーツアカデミー社長の中野成章氏