【東京五輪】森喜朗会長、野球・ソフトと空手が有力という認識・・・空手については「野球・ソフトよりはるかに国際的」

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採用種目は、やはり野球・ソフトボールと空手？－。

２０２０年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長（７７）が３日、東京都内で講演。
国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）が開催都市に認めた新種目の提案に関して、下馬評の高い野球・ソフトボールと空手が有力という認識を明らかにした。

「日本で切符が売れてお客さんが来る、多くのファンがあるということを考えないといけない」と森会長。
「その意味で野球・ソフトはかなり有力だろう。間違いなく切符が売れて、お客さんが来て、子供たちに喜んでもらえる」と話した。

また、「新しく競技場を作らなくても、どこの県にも立派な野球場はある。そこで予選をやってもらえたら、その地域にも大きな刺激を与えることになる。
競技はできるだけ広げて“オールジャパン体制”でやりたい」と、サッカーのように１次リーグを全国で開催するという持論を改めて口にした。

空手については「世界にまんべんなく広がっており、野球・ソフトボールよりはるかに国際的。
欧州から米州と、こんなに空手をやっている国があるのかと思うくらい。（採用にも）大変な熱意だ」と話した。

ただ「（攻撃を当たる直前に）止めるのと当てるのとがあり、当てるのにも流派がある。
このあたりをどう一本化していくのかという問題がある」と、
団体が完全に統一されていない点に懸念も示した。

組織委ではＩＯＣ承認団体のうち冬季競技を除く３３団体に採用の意志や計画を打診している。
回答を基に、２２日までにいったん絞り込んだ上で再度詳細を検討し、９月３０日までにＩＯＣに実施種目を提案する。

サンケイスポーツ 6月3日(水)16時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150603-00000531-sanspo-spo