【音楽】アーティストの格を上げるにはファンの質も重要だ／松崎しげる「モノノフ（ももクロファンの通称）のみんな、本当にありがとう」

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歌手、松崎しげる（６５）が６日に千葉市の幕張メッセで、ソロデビュー４５周年を記念し、自身が主催する音楽フェス「黒フェス～白黒歌合戦～」を行った。

開催日となった９月６日は松崎の褐色肌にちなんだ９（ク）６（ロ）の語呂合わせ。
４０年来の大親友である俳優の西田敏行（６７）をはじめ、ももいろクローバーＺ、ＨＯＵＮＤ　ＤＯＧ、葉加瀬太郎（４７）、コロッケ（５５）、
清水ミチコ（５５）、スターダスト☆レビュー、ゴスペラーズなど親交のある豪華アーティストがズラリ。

当日は約６０００人が集まったが、観客の大半はももクロファンだった。

通常のフェスならば、お目当てのアーティスト以外の出演時は静観することが多いが、この日の会場は常に盛り上がっていた。
理由のひとつは、ももクロファンたち。彼らはステージに上がった全アーティストのパフォーマンスに拍手や声援を送り続けたからだ。

ももクロのライブが終わっても、彼らは会場に残り、
松崎はステージで「モノノフ（ももクロファンの通称）のみんな、本当にありがとう」と感謝の言葉を述べ、イベントを成功に導く一因となった。

アイドルグループではトップクラスの実力と人気を誇るももクロだが、この日出演したアーティストの中に入ると、まだまだこれから。
しかし、常に会場の雰囲気を良くしたももクロファンに好感を抱いたベテラン勢もいたはずだ。

この効果から、ももクロ共演を望むアーティストは増えるだろうし、それにより彼女らはアイドルというジャンルを超える存在となるだろう。
その域へ行くには、良質なファンたちがカギを握っているのかもしれない。（くらぼん）

サンケイスポーツ 9月12日(土)11時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150912-00000508-sanspo-ent