【サッカー】１週間で５得点…リーガに衝撃を与えるビルバオの黒人選手I・ウィリアムス

砂漠のマスカレード ★＠＼(^o^)／

アスレティック・ビルバオの黒人選手、FWイニャキ・ウィリアムスがリーガエスパニョーラに衝撃を与えている。

I・ウィリアムスは１０月２６日のベティス戦で２得点、１１月５日のパルチザン戦で２得点、同８日のエスパニョール戦で１得点と、ここ１週間で合計５得点を記録。
エスパニョール戦のゴールは、ボールを浮かして相手DFをかわし、そのままボレーを叩き込むという正真正銘のゴラッソだった。

今季リーガのセンセーションとして扱われるI・ウィリアムス。
だが、その才能はビルバオの下部組織レサマで過ごしていた頃から傑出しており、今回のブレイクは訪れるべくして訪れた。

I・ウィリアムスはガーナ人の父I・ウィリアムスはとリベリア人の母を持ち、ビルバオで生を受けた。
子供の頃からアスレティックのファンではあったが、レサマに入団したのは１８歳のとき。
アスレティックのスカウトの目を引いたのは、その驚異的なスピードだった。

そうしてアスレティックのフベニール（U-18世代）のチームに組み込まれたI・ウィリアムスは、スペースがない中でのプレーに苦労を強いられたものの、
それでも強烈な存在感を発揮してリーグ戦３１試合３１得点、カップ戦７試合４得点を記録。
その活躍によってリーガ２部に属するBチームに昇格したが、そこでも勢いは衰えることなく、さらなる成長を遂げた。
フベニール時代と比べて足下の技術や組織的なプレーにも磨きをかけ、
本来の役割であるストライカーのほか、両サイド、トップ下、セカンドストライカーとしてもピッチに立つユーティリティー性も手にした。

アスレティックのトップチームを率いるエルネスト・バルベルデ監督が、同選手を戦力に加えたのは２０１４－１５シーズンのことで、
１２月５日のコルドバ戦で初めて起用を決断。同シーズン、I・ウィリアムスは２月のトリノ戦でアスレティックの黒人選手史上初となる
トップチームでの得点を決め、また時速３５．７１キロでリーガ１部最速の選手という称号も得たのだった。

順調にステップアップを果たし、トップチームに馴染み始めた今季、ついにその才能を爆発させたI・ウィリアムス。
スペイン代表招集も期待されている２１歳のFWは、他クラブからの興味も報じられ始めたが、
アスレティックは２０１７年まで結ぶ契約を延長して、契約解除金を引き上げることを目指している。
バスクの雄はI・ウィリアムスの現年俸を倍にすることも検討しているが、
この黒人選手に何よりも期待しているのは、子供の頃からアスレティックのファンであるという帰属意識のようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151110-00000032-goal-socc
GOAL 11月10日(火)1時41分配信

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