【ゴルフ】イ・ボミ（韓国）「日本はお肉がすごくおいしい」日本で唯一嫌いなのは大葉★２

Egg ★＠＼(^o^)／

　祝福の拍手が湧き上がった１８番グリーンにポツリ、ポツリと雨が落ちてきた。空を見上げると青く澄み切った秋の空には虹が架かっていた。

　「お父さんが見ていてくれたんだな」

　優勝で賞金女王を決めた「伊藤園レディスゴルフトーナメント」（千葉・グレートアイランド倶楽部）の最終日（１５日）。賞金女王になる約束を２年越しで叶えた愛娘の姿を天国から見届けた父が、うれし涙を流しているかのような不思議な空間だった。

　昨年９月に他界した父・ソクチュさん（享年５６）。ゴルフを始めることを勧め、日本ツアー参戦を後押ししてくれた。

　「私ね、この大会直前に優勝する夢を見たんです。多分、水曜日（１１日）の夜。白い雲みたいな中に優勝カップを持ってお父さんが現れたんです。すごい笑顔で一緒に大きな優勝カップを持ち上げたんです」

　賞金女王を争う重圧は想像を絶する。夢を見たことすら忘れてしまうほど、頭の中は試合のことでいっぱいだった。

　「賞金女王になって表彰式のとき、『この場面を見たことがある気がする。そういえば夢を見た気がするけど何の夢だったかな』と思って、初めて夢を思い出したんです」

　日本ツアー参戦５年目。圧倒的な強さをみせた今季だったが、連戦で体力的、精神的にも辛くなって、思うようなプレーができないこともしばしばだったという。

　「普段、お父さんの夢を見るときはいつも私泣いているんです。声を出して泣いていて、朝起きると本当に涙が出ているんです。入院しているときのお父さんは体にアザができて可哀想だった。でも夢の中では上半身裸になって『キレイになったよ』って見せるんですよ。『健康だよ』って安心させるために」

　夢の中の父親はいつも笑って『大丈夫、大丈夫…』と励ましてくれるそうだ。

　賞金女王を決めた日は東京の焼き肉店で身内だけのささやかな祝勝会を開いた。

　「いっぱい食べて、ワイン飲んで、もちろん支払いは私でした。（帯同している）お母さんは月曜から木曜までホテルに一人でいるので誰とも話さないんですよ。韓国語しかできないから。でも、そんな母がみんなと話して、酔っ払って、すごくうれしそうで。そんな姿初めてみました」

　母・ファジャさんは慣れない日本の生活にも関わらず、娘がゴルフに集中できるようにと支えてきた。優勝が決まった瞬間、誰よりも早く娘に駆け寄り、「多分、お父さんも喜んでいると思うよ」と声をかけてくれたそうだ。

　トレードマークの笑顔で日韓ともに人気が高く、男性ファンも一気に増えた。指輪をつけていることもあり、『恋人いるんですね』『結婚するんですか』などと最近はプライベートのことを聞かれることも多くなった。

　「恋人いないのに結婚できないですよ（笑）。指輪には両親の名前が入っています。お父さんが亡くなって思うんです。もし、旦那さんが病気とかで突然いなくなったらって思うと…。その感じがすごく嫌なんですよね。

　お母さんがそんな感じだったから。そのショックに私は耐えられないと思います。だからそれを考えると結婚できない。好きなタイプはイケメンより男前で笑ったらかわいい人。身長は関係ないけど１７５センチくらいかな」

　日本生活は気に入っており、今ハマっているのは“ひつまぶし”。

　「各地で食べているけど、北海道で食べた鰻が一番おいしかった。しかも愛媛産。賞金女王になった週も茂原（千葉県）の鰻屋さんでした。マネジャーさんやトレーナーさんが全力で店を探してくれるんです。

　あとね、日本はお肉がすごくおいしい。韓国では歯応えのあるのが良いとされているけど、日本は柔らかいのが良いお肉だと思う。私は柔らかい方が好きなんで、お肉を食べるなら日本にいたい」

　日本で唯一嫌いなのは大葉。「韓国料理のゴマの葉に似ているけどシソの葉だけは絶対無理。母もダメなんです」　（ペンとカメラ・戸加里真司）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151125-00000022-ykf-spo

1 ：Egg ★2015/11/25(水) 19:35:08.89
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