【野球】阪神　掛布２軍監督が指令！陽川＆岡本よ「掛布ＶＳ原」になれ

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【台中（台湾）１５日＝島尾浩一郎】

阪神・掛布雅之２軍監督（６０）が、台湾ウィンターリーグの日本・欧州連合戦（インターコンチネンタル球場）を視察。陽川尚将内野手（２４）と、巨人・岡本和真内野手（１９）に、
「掛布ＶＳ原」のようなライバル関係を築くよう指令した。

まな弟子のライバルとして、ふさわしい相手だ。４番・遊撃で３安打した岡本の打撃に、ミスタータイガースがうなった。
「レベルスイングがしっかりできている。反対方向にもいい打球を飛ばせる」と高く評価。
「同じ三塁のポジションだし、陽川も意識するはず。負けたくないという思いはすごくいいこと。向上心を持って、競い合ってほしい」と願った。

理想として思い描くのは、自身と巨人前監督の原辰徳氏（５７）のような関係だ。互いに「４番・三塁」として長年、伝統の一戦でしのぎを削った。
「最近では巨人との選手の間に、そういう関係がない。オレとタツのような。打撃タイトルだけでなく、
ベストナインにしてもゴールデン・グラブにしても、絶対に負けるわけにはいかないという気持ちでやっていた」と振り返る。

３番・三塁で先発した陽川は、４打数１安打で打率３割７分。猛打賞の岡本は３割９分１厘となり、試合前は上回っていた打率を逆転された。
陽川は「岡本は軸がぶれないし、どんな球にも対応できる。盗めるところは盗みたい。でも、負けたくないと思ってやっています」と声に力を込めた。

１４年ドラフト１位の岡本に対し、陽川は０９年巨人育成ドラフト３位を入団拒否し、１３年ドラフト３位で阪神に入った。たたき上げとエリート。
歩んできた来た道も「掛布と原」と重なる。阪神と巨人。新時代のライバル対決が台湾で幕を開けた。

◆陽川　尚将（ようかわ・なおまさ）１９９１年７月１７日、大阪市生まれ。２４歳。金光大阪高３年春に甲子園出場。０９年に巨人から育成３位で指名されたが断り、東農大に進学。
１３年のドラフト３位で阪神に入団した。今季は春季キャンプで左肩を亜脱臼して離脱し、１軍出場はなし。
２軍で５４試合に出場し、打率２割１分３厘、３本塁打、１６打点。１８０センチ、８６キロ。右投右打。

◆岡本　和真（おかもと・かずま）１９９６年６月３０日、奈良・五條市生まれ。１９歳。智弁学園高では３年の春夏に甲子園出場。
高校通算７３本塁打。１４年ドラフト１位で巨人入団。８月２７日に１軍に初昇格し、９月５日のＤｅＮＡ戦（横浜）で代打でプロ初安打初本塁打を記録。
通算１７試合、打率２割１分４厘、１本塁打、４打点。１８３センチ、９５キロ。右投右打。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151215-00000150-sph-base
スポーツ報知 12月16日(水)7時4分配信

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阪神・陽川（右）にトスを上げる岡本

【野球】阪神 掛布２軍監督が指令！陽川＆岡本よ「掛布ＶＳ原」になれ

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