【野球賭博】巨人を手玉に取る黒幕「Ｂ氏」　不可解な球団発表の内容

YG防衛軍 ★＠＼(^o^)／

　巨人は８日、読売新聞東京本社で緊急会見を開き、高木京介投手（２６）が野球賭博に関与していたと発表。
本人を謹慎処分とした一方で渡辺恒雄球団最高顧問（８９）、白石興二郎オーナー（６９）、桃井恒和球団会長（６９）が
引責辞任を表明する事態となった。
巨人では昨年１１月に日本野球機構（ＮＰＢ）から無期失格処分を受けた福田聡志、笠原将生、
松本竜也の元３投手に続く“第４の男”が発覚。５人目以降は絶対に存在しないと言い切れない事情もある。
３首脳がクビを差し出した今、さらに“新事実”が発覚した場合、どう責任を取るのか。まさにお手上げの状態だ。

「球団首脳が責任を取って辞任することをもちまして、３月２５日のプロ野球開幕戦には、ぜひ参加させていただきたいと考えております」

　会見で久保博球団社長は、そう言葉を絞り出した。渡辺、白石、桃井の３首脳は球団の調査が十分に
及んでいなかった責任を取り、後任が決まり次第正式に退任する。
久保社長は「今後の球団運営に全力をあげることで責任を果たしていく」と現職にとどまる。
高木京には８日付で謹慎処分を科し最終的な処分はＮＰＢに委ねる。

　球団によると、高木京は笠原元投手から誘われ、２０１４年４月下旬から５月上旬にかけて１試合につき１０－１５万円。
計８－９試合を対象に賭けたが５０－６０万円負けたため、その後はやめていた。

　昨年１０月に３投手の関与が発覚した際には、賭けの相手方でＮＰＢ調査委員会の報告書で野球賭博常習者と
認定されたＢ氏（飲食店経営）から、「おまえを助けにきた」「食事をかけていたという話でまとめる」
「高木君のところに球団の調査は及ばない」などといわれた。その後も週１回のペースで電話がかかり
「高木君の名前が出たら笠原に名義を貸したことにすればいい」とも助言されたという。

　今回の発表内容には解せない部分がある。高木京の関与が発覚したのは球団が週刊文春から
取材を受けたのがきっかけだ。球団は本人から提出されたスマホを解析したが、
笠原元投手に口頭で賭ける試合を伝えていたため証拠は得られなかった。

　その後の今月６日、高木京はＢ氏からの電話で球団の調査を受けスマホを提出したと伝えた。
その２時間後、週刊文春から「高木京のスマホを没収したと聞いた」などという問い合わせＦＡＸが球団に届いたのだ。

　森田清司球団総務本部長は「スマホの任意提出を知っているのは奥さんとご両親、Ｂ氏しかいない。チームメートにも伝えていない」。
Ｂ氏は高木京に野球賭博を勧め、口裏合わせを求める一方で、週刊文春側に情報を流していた張本人ではないか、というわけだ。

　森田本部長は「Ｂ氏のように本当の情報を持っている方に口を開いてもらうことが一番だが応じてもらえない。
調査は難航している」と話す。

　Ｂ氏は球団からの電話にも出ず、笠原元投手も球団の「話を聞きたい」との要請に対し「関わりたくない」と拒否しているという。
「高木君は昨年１０月から不安でならなかったが、Ｂ氏からの電話を『怖いので』断れなかったという。
選手が本当のことをいってくれない背景には、賭博常習者が与える恐怖心があるのではないか」（同本部長）

　高木京は８日朝に球団に「お話ししたいことがある」と連絡。「今までうそをついていました。知っていることを全て話します」と告白した。
こうなると野球賭博に関与していながら、いまだシラを切っている第５、第６の選手もいるのではと疑念が浮かぶ。

　捜査権のない球団、ＮＰＢの調査には限界があり、まさにお手上げ状態だ。
巨人からさらに関与者が判明した場合、公式戦出場を辞退するくらいしか、責任の取り方がないのではないか。

http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20160310/bbl1603101140003-n3.htm

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