【野球】清原「ウウゥッ…、ウウゥッ…あぁぁ」号泣するも核心はぐらかしっ放し　覚せい剤入手ルート、使用頻度語らず

下半身は親日＠シコリアン ★＠＼(^o^)／

◆起訴内容認める　懲役２年６月求刑

　覚せい剤取締法違反（所持、使用、譲り受け）の罪で起訴された元プロ野球選手清原和博被告（４８）の初公判が１７日、東京地裁（吉戒純一裁判官）で開かれた。３月１７日の保釈後、公の場に初めて姿を現した清原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

　家族の話になったり、情状証人として出廷した親友の佐々木主浩さん（４８）が証言台に立った際など、再三にわたって号泣した清原被告。覚醒剤を止められず、何度も自殺を考えたことも明らかにした一方、入手ルートや使用頻度については詳細に語らなかった。

　検察側は「常習性があり、再犯の可能性も高い」として懲役２年６月を求刑。弁護側は寛大な判決を求めて裁判は即日結審した。判決は３１日に言い渡される。

　高校時代から輝かしい成績を残し、プロ野球界を代表する大スターだった面影は、まるでなかった。酒井法子ら著名人の覚醒剤事件裁判の舞台となった東京地裁４２５号法廷に立った清原被告。現役時代は他球団の選手を震え上がらせてきた男が、小さくなっていた。そして泣き通しだった。

　紺のスーツ姿、逮捕時に丸刈りだった頭髪は伸び、顔は少しふっくらしていた清原被告は、職業を問われ「無職です」と答えた。「監督やコーチになりたかったが、どこにも声をかけてもらえず、心の隙間を埋めるために覚醒剤に逃げるようになった」などとする供述調書が読み上げられた後、父・洋文さんからの手紙が読み上げられると大泣きした。

　手紙を読んだ感想を聞かれると、「ウウゥッ…、ウウゥッ…」と大きくおえつを漏らし、「親不孝な息子で本当に申し訳ない」。離婚後、離れて暮らす子どもの話題に及んだ時も号泣。「２人の息子には本当に申し訳ないことをした気持ちです」と語った清原被告は、保釈後に会ったかと聞かれると「会ってないです。ウウゥッ…、会いたいです」と絞り出した。

　親友の佐々木主浩さんが証人尋問に立った時も涙を流すなど、感情をあらわにすることが多かった清原被告。しかし、注目された入手ルートや使用頻度などは、詳細に語ることはなかった。

　覚醒剤を小林和之被告から入手していたのは認めつつ「暴力団関係者とは認識してませんでした」。小林被告から入手する以前に購入していた相手については「小林の紹介してくれた方からです」と言葉を濁した。さらに、これまでどのくらい覚醒剤に費やしたか、多い時は１カ月にいくらぐらい使ったかなどと聞かれても「分からないです。ちょっと覚えてないです」とはぐらかした。

　覚醒剤に手を染めた時期については「引退してから少し先です」。現役時代に使ったかの問いには「使ってません」と答えた。巨人時代の同僚だった野村貴仁さんは、自分が調達役となり清原被告は現役時代から使っていたと主張していたが、清原被告は法廷の場でそれを否定。「ストレス、プレッシャーは野球の中で解決できていたが、引退した後は解決方法がなくなり、薬物に負けたと思う」などと動機も口にし、「覚醒剤をやめるために、自ら命を絶つことも、そればかり考えていました」と明かした。

　更生が容易でないことを理解しており、保護観察処分を希望した清原被告。大勢のファンを裏切ったことを聞かれると、「プロ野球を目指す子どもたちにも申し訳ない。野球界にも大変なことをしてしまい、申し訳……あぁぁ」と再び声を震わせた。

中日スポーツ　2016年5月18日紙面から
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2016051802000189.html

【野球】清原「ウウゥッ…、ウウゥッ…あぁぁ」 号泣するも核心はぐらかしっ放し 覚せい剤入手ルート、使用頻度語らず

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