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【テレビ】<テレビのおばさん化、を超えた本格的高齢化へ>ゴールデンタイムでNHKが視聴率1位!若者のテレビ離れが進む…

2 :Egg ★@\(^o^)/:2016/11/08(火) 12:29:03.65 ID:CAP_USER9.net
◆ファミリー層がテレビからスマホへシフト?

もうひとつ、見逃せない点がある。日本テレビの視聴率が如実に下がっている点だ。最初のグラフを見てもらうと、
昨年まで日テレの視聴率は他局に明確に水をあけ断然上だったのが、昨年から今年にかけてクイッと落ちているのがわかるだろう。

日テレはある意味、テレビのおばさん化高齢化に対し超然的存在で、ファミリー層の心をつかんでいた。
親子で視聴されることで世帯視聴率を獲得する、テレビ本来の「お茶の間視聴」を実現できていたのだ。それが昨年から話が違ってきた。ファミリー層が少しずつ離れつつあるのだ。

その理由について明確にできる資料は手元にないが、一方で言えるのは、スマートフォンがひと通り普及したことと関係がありそうだ。
博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が毎年行う「メディア定点調査」によると、今年は携帯・スマホが「情報が早くて新しいメディア」の1位になったそうだ。次はPC、その次がテレビだ。

「情報が早くて新しい」とはメディアとして最重要のポイントではないだろうか。デジタルに強い若者だけでなく、老若男女すべての人びとにとって、スマホが最強になったのだ。
ファミリー層も、だらだらなんとなくテレビを見るより、スマホをいじってコミュニケーションしたりくだらないものも含めて多様な記事を読んだりゲームに延々ハマったりしている。

「テレビ?ああ、消しちゃっていいんじゃない?」という会話が交わされている様子は、容易に想像できる。
実際あるアンケートで、「SMAPの解散を何で知ったか?」の問いに「スマホ」が最も多かったそうだ。知るべきことを最も速く伝える存在。それがテレビからスマホに移った。

◆テレビは娯楽から情報メディアへ

もう一点、これはやや印象論だが、テレビ番組はめっきり“娯楽“の色が薄まり、代わりに情報や知識の要素が高まっていると思う。
バラエティと言えば少し前までは「ごっつええ感じ」や「めちゃイケ」のようなタレント中心のお笑い番組や、「電波少年」やいまも続く「イッテQ」のようなハプニング的な企画のものが主流だった。

いまは情報バラエティのほうが主流になっている。池上彰氏が政治や社会を解説する番組や、大学教授のような人びとがそれなりの専門知識を背景に何かを語るもの、
あちこち調べてわかったことを教えるものなど、意外にちゃんとした知識を伝える番組が多い。見たからにはトクしたような気持ちにさせてくれる。でも楽しく知識を得ることができる。そういうタイプの番組だ。

そういう番組は、本来NHKが得意とするもので、いまは民放も含めて一斉に「ためしてガッテン」をめざしているようなものだ。
これも私が思うに、スマホの影響だと思う。情報の洪水がスマホによってさらにカジュアルなものになり、常に“ためになる新しい知識”を浴びていないと落ち着かなくなった。

本当にお笑いより情報バラエティが増えているのか、それとスマホに因果関係があるのかなどはまた追って調べて記事にしたい。
いずれにせよいま、テレビと人びとの関係は「新しい傾向」を帯びはじめた。その結果メディア全体がどうなっていくのか、広告ビジネスに影響するかなど、注目していきたい。

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